Chatbaseの使い方・始め方を徹底解説 価格・特徴・メリットも紹介
- 2024.11.13
- AIチャット

Chatbaseは自分用にカスタマイズされたチャットボットが作成できるツール。
Chatbaseを始めようと考えている人にとって最初の操作方法がわからない部分があると思います。
特に導入フローや各機能の目的が分からなくて困っている人もいるでしょう。
そんな人向けに図解を使って丁寧に説明しました。
この記事を参考にすればスムーズに導入できるでしょう。
ぜひ活用いただければと思います。
今回はChatbaseの使い方・始め方を解説します。
今すぐChatbaseを使いたい!という方はこちらをクリックしてください(記事内の該当箇所に飛びます)。
今回の内容は動画でも解説しています。 他の内容について動画を配信しているのでぜひチャンネル登録して他の動画もご覧ください。北岡ひろき(@kitaokahiro)
タップできるもくじ
Chatbaseとは
Chatbaseは自分用にカスタマイズされたチャットボットが作成できるツール。
Chatbaseはウェブサイト向けのカスタムAIチャットボットを作成します。
このサービスを使用するとユーザーは自社のデータを活用して顧客サポート、リード獲得、ユーザーエンゲージメントなどに特化したチャットボットを構築。
ウェブサイトに簡単に組み込むことができます。
Chatbaseの主な特徴はデータソースの接続や文書のアップロード、ウェブサイトのクロールなどによる簡単なデータ取り込み、チャットボットの外観やふるまいのカスタマイズウェブサイトへの埋め込みそして他のツールとの統合です。
また信頼性の高い回答リード獲得機能、高度な分析、複数のデータソース対応、ホワイトラベリング、プライバシーとセキュリティの保護、自動再学習機能など多くの強力な機能を提供しています。
ChatbaseはGPT-3.5-turboやGPT-4などの高度なAIモデルを使用し80以上の言語をサポートしています。こ
れにより顧客サポート、リード獲得、AIペルソナによるユーザーエンゲージメント、マルチプラットフォーム対応などさまざまなユースケースに対応できます。
さらにChatbaseは多くの統合機能を提供。
Slack、WhatsApp、Zapierなどの人気ツールと連携できます。
ユーザーはデータを取り込みチャットボットを学習させさまざまなプラットフォームでユーザーとの対話を可能にすることができます。
Chatbaseは使いやすさと効果的なAIチャットボット作成の両立を目指しており多くのユーザーから好評を得ています。
ウェブサイト運営者、マーケター、カスタマーサポートチームなどAIを活用してユーザーエンゲージメントを向上させたい人々にとって有用なツールとなっています。
Chatbaseの機能をまとめると次の通り
Free | Hobby | Standard | Unlimited | |
月額 | 無料 | $10 | $50 | $120 |
年額 | 無料 | $100 | $500 | $1,200 |
メッセージ | 30 | 1,000 | 5,000 | 12,000 |
チャットボット | 1 | 10 | 20 | 40 |
文字 | 400,000 | 2,000,000 | 4,000,000 | 4,000,000 |
サイト埋め込み | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 |
複数ファイルのアップロード | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 |
APIアクセス | × | 〇 | 〇 | 〇 |
ロゴ | 〇 | 〇 | × | × |
日本語対応 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 |
Chatbaseは無料から使うことができます。
Chatbaseでできること
カスタムチャットボットの作成
Chatbaseを使用するとウェブサイトやPDF、テキストデータなどさまざまな情報源からデータをアップロード。
それに基づいてチャットボットをトレーニングできます。
これにより特定のビジネスニーズに応じた応答が可能になります。
簡単なセットアップ
ユーザーは数分でチャットボットを設定でき特別なプログラミングスキルは不要です。
直感的なインターフェースを通じてデータの登録やボットのカスタマイズが行えます。
多様なデータソースのサポート
ChatbaseはPDF、テキストファイル、ウェブサイトのコンテンツなどさまざまな形式のデータを取り込むことができます。
これによりユーザーは自社の情報を活用したチャットボットを作成できます。
応答の修正機能
ユーザーはチャットボットが提供する応答を簡単に修正し過去のチャットログを参照しながら改善することができます。
この機能によりボットの精度を高めることが可能です。
Chatbaseのメリット
簡単なカスタマイズ
データソースを追加しAIをトレーニングしてウェブサイトに埋め込むまでのプロセスが簡単です。
チャットボットの外観や挙動をカスタマイズできるためブランドのスタイルに合わせて調整可能です。
多様なデータソース
複数のデータソースからデータをインポートしてチャットボットをトレーニングできます。
これによりより正確で信頼性の高い回答を提供できます。
強力なAIモデル
GPT-3.5-turboやGPT-4など複数のAIモデルから選択可能です。
80以上の言語に対応しており多言語での顧客対応が可能です。
リードジェネレーション
チャットボットを使ってリードを収集し顧客データを集めることができます。
これによりパーソナライズされた体験を提供しながらリードを獲得できます。
高度な分析機能
チャットボットのインタラクションに関する詳細な分析を行いそのデータをもとにパフォーマンスを向上させることができます。
セキュリティとプライバシー
データは安全なサーバーにホストされ強力な暗号化とアクセス制御が施されています。
ホワイトラベルオプション
Chatbaseのブランディングを除去しカスタムドメインを使用することができます。
自動再トレーニング
チャットボットがデータと常に同期するように自動で再トレーニングを設定できます。
Chatbaseのデメリット
コーディングスキルの必要性
Chatbaseではチャットボットの統合にコーディングスキルが必要な場合があります。
そのため技術的な知識がないユーザーにはハードルが高いことがあります。
しかしコーディングスキルを学ぶことでプラットフォームの機能をより深く活用できるようになるのです。
他のテクニカルプロジェクトにも役立つスキルを身につけることができます。
複雑なクエリへの対応
Chatbaseは複数のクエリを同時に処理する能力が限られており長いリストや大規模なデータセットを扱う際にパフォーマンスが低下することがあります。
この制限を理解し効率的なクエリ設計を行うことでパフォーマンスを最適化しよりスムーズにデータを処理できるようになります。
初期設定の手間
インターフェースは使いやすいものの初期設定には時間がかかることがあり特に複雑なカスタマイズを行う場合には手間が増える可能性があります。
この手間を乗り越えることでカスタマイズされたシステムを自分のニーズに合わせて最適化し長期的には効率的な運用が可能になります。
無料版の制限
無料プランでは機能が制限されており商用利用や大規模な運用には有料プランが必要です。
そのため無料プランで試してから必要な機能がそろっている有料プランに移行することで費用対効果を最大化することが可能です。
データの透明性の欠如
トレーニングデータの制限についての透明性が不足しておりユーザーがどのようにデータが使用されているかを理解するのが難しい場合があります。
この点を理解しデータの利用方法について確認することでプライバシーやセキュリティの観点でも安心して活用できるようになります。
Chatbaseが選ばれる理由
使いやすさ
Chatbaseは技術的な知識がなくても簡単に操作できる直感的なインターフェースを提供しています。
ユーザーはデータソースを接続するだけでチャットボットを作成できるため導入のハードルが低いです。
アカウント登録後に数ステップでチャットボットを設定しウェブサイトに組み込むことができます。
これによりすぐに利用を開始できる点が魅力です。
カスタマイズ性
Chatbaseではチャットボットの応答や外観をブランドの個性に合わせて調整することが可能です。
色やロゴの変更ができるため企業のイメージに合ったボットを作成できます。
ユーザーは文書のアップロードやウェブサイトのリンク追加を通じてチャットボットのトレーニングデータを提供できます。
これにより特定のニーズに応じたカスタマイズが可能です。
リード収集機能
Chatbaseは顧客情報を収集するためのリードキャプチャ機能を備えておりマーケティング活動に活用できます。
これにより顧客との関係構築が促進されます。
多言語対応
Chatbaseは多言語をサポートしており異なる言語でのチャットボットの構築が可能です。
これにより国際的なビジネスにも対応できます。
リアルタイム分析
ダッシュボードを通じてチャットボットのトラフィックやユーザーの行動をリアルタイムで監視できるため効果的な改善策を迅速に講じることができます。
無料プランからのスタート
Chatbaseは無料プランを提供しておりユーザーは初期投資なしで機能を試すことができます。
これによりニーズに合ったプランを選択する際のリスクが軽減されます。
Chatbaseの活用事例
24時間体制の顧客サポートの提供
Chatbaseは24時間体制での顧客対応を実現し迅速なクエリ解決を可能にしています。
これにより顧客満足度を向上させるとともに顧客からの問い合わせ対応の効率化を図っています。
ユーザー行動の分析によるサービス改善
Chatbaseはチャットボットのパフォーマンスをリアルタイムでモニタリング。
ユーザーの行動を分析することでサービスの改善に役立てています。
これによりユーザーエクスペリエンスを向上させるためのデータを提供します。
顧客にパーソナライズされた製品推奨
小売業界ではChatbaseを活用して顧客の購入履歴や嗜好に基づいてパーソナライズされた製品を推薦しています。
これにより顧客に対してより効果的なプロモーションが可能となり売上の向上が期待できます。
予約管理やFAQの自動応答
企業はChatbaseをウェブサイトに埋め込むことで予約の管理やよくある質問への自動応答を行っています。
これにより顧客は迅速に必要な情報を得ることができ企業側の業務負担も軽減されます。
Chatbaseの支払い方法
クレジットカード・デビットカード
Chatbaseでは下記のクレジットカードとデビットカードで支払いが可能です。
VISA | MasterCard | AMERICAN EXPRESS |
DISCOVER | Diners | UnionPay |
JCB |
またプリペイドカードに関しては基本的には使えないと考えてください。
Chatbaseの価格・料金
Chatbaseの価格・料金をまとめると次の通り
月額 | 年額 | |
Free | 無料 | 無料 |
Hobby | $10 | $100 |
Standard | $50 | $500 |
Unlimited | $120 | $1,200 |
それぞれ詳しく説明します。
Free
Freeプランの価格は次の通り
月額 | 無料 |
年額 | 無料 |
Freeプランでは作成できるチャットボットは1。
月間で30メッセージまで。
日本語にも対応。
チャットには「Powered by Chatbase」のロゴがつきます。
Hobby
Hobbyプランの価格は次の通り
月額 | $10 |
年額 | $100 |
Hobbyプランでは作成できるチャットボットは10。
月間で1,000メッセージまで。
日本語にも対応。
APIへのアクセスが可能です。
チャットには「Powered by Chatbase」のロゴがつきます。
Standard
Standardプランの価格は次の通り
月額 | $50 |
年額 | $500 |
Standardプランでは作成できるチャットボットは20。
月間で5,000メッセージまで。
日本語にも対応。
APIへのアクセスが可能です。
Unlimited
Unlimitedプランの価格は次の通り
月額 | $120 |
年額 | $1,200 |
Unlimitedプランでは作成できるチャットボットは40。
月間で12,000メッセージまで。
日本語にも対応。
APIへのアクセスが可能です。
Chatbaseがおすすめな人
顧客サポートを自動化したい企業
Chatbaseは24/7のパーソナライズされた顧客サポートを提供するチャットボットを簡単に構築できます。
これにより迅速なクエリ解決が可能になります。
リードジェネレーションを強化したい企業
チャットボットを使ってリードを収集し顧客データを集めることができます。
個々のユーザーに合わせた体験を提供しながらリードを自動的に生成します。
ブランド体験を強化したい企業
チャットボットの外観や動作をカスタマイズしてブランドのスタイルやウェブサイトデザインにマッチさせることができます。
複数のデータソースを活用したい企業
Chatbaseは複数のデータソースからデータをインポートしチャットボットのトレーニングに利用できます。
セキュリティを重視する企業
Chatbaseはデータを安全なサーバーにホストし強力な暗号化とアクセス制御を提供します。
多言語対応が必要な企業
80以上の言語に対応しておりデータが異なる言語であっても顧客にその母国語で対応することが可能です。
カスタムAIモデルを利用したい企業
GPT-3.5-turboやGPT-4などの強力なAIモデルを選択して使用することができます。
Chatbaseをおすすめしない人
シンプルなチャット機能だけを求めている人
Chatbaseは高度なカスタマイズや多機能なチャットボットを提供しますがシンプルなチャットツールを求めている場合には過剰な機能となることがあります。
予算が限られている人
高度な機能やカスタマイズが含まれているため予算が限られている場合には他の低コストなオプションを検討する必要があるかもしれません。
技術的な知識が少ない人
データソースのインポートやAIモデルのカスタマイズなどある程度の技術的な知識が必要となります。
技術的な知識が少ない場合にはサポートが必要になるかもしれません。
既に他のプラットフォームでチャットボットを運用している人
他のプラットフォームからの移行が手間になる場合があり既存のシステムを維持したい場合には不向きかもしれません。
Chatbaseの使い方・始め方
アカウント作成
Chatbaseの公式サイトにアクセスします。
「Build Your Chatbot」をクリックします。
「Don’t have an account?Sign up」をクリックします。
アカウント登録に必要な情報を入力します。
「メールアドレス」と「パスワード」を入力
「Sign Up」をクリックします。
認証用のメールが送られるのでメール認証をします。
Chatbaseのダッシュボードに移動します。
アップグレード
右上の「Account」をクリックします。
プランのアップグレードをします。
「Choose your plan」をクリックします。
プランを選択します。
Yearly(年額)またはMonthly(月額)を選択。
今回はStandardプランの「Subscribe」をクリックします。
Chatbaseのプラン毎の価格と機能については『Chatbaseの価格・料金』の記事をご覧ください。
支払い情報を入力します。
項目は次の通り
カード情報 | 「カード番号」「有効期限」「CVC(セキュリティコード)」を入力 |
カード所有者名 | カードの名義人を入力 |
国または地域 | 「日本」を選択 |
情報を入力したら申し込みをします。
「申し込む」をクリックします。
以上でアップグレードができました。
ログイン
Chatbaseの公式サイトにアクセスします。
右上の「Log In」をクリックします。
ログイン情報を入力します。
「メールアドレス」と「パスワード」を入力。
「Sign in」をクリックします。
Chatbaseにログインできるとダッシュボードに移動します。
以上でChatbaseへログインができました。
チャット作成などはダッシュボードで行います。
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