【悪用厳禁】AIダンス動画の作り方をプロが解説!写真1枚で踊らせる無料神アプリ3選と注意点
- 2025.11.19
- AI動画
TikTokやInstagramで好きなアニメキャラクターやアイドルの写真がまるで生きているかのように滑らかなダンスを披露する動画が今、大きな話題を呼んでいます。
「この動画どうやって作っているんだろう?」
「自分も好きな写真でこんな面白い動画を作ってみたい!」
そう思ったことはありませんか?
ご安心ください。
かつては専門家しか作れなかったこのような動画。
今ではAI技術の驚異的な進化により今や誰でも専門知識ゼロでたった1枚の写真から簡単に作れる時代になりました。
この記事では今最も人気のある無料アプリの使い方から具体的な作成手順。
そしてクオリティを上げるプロンプトのコツまでプロが徹底的に解説します。
しかしただ楽しむだけでは思わぬトラブルに巻き込まれてしまう危険性も潜んでいます。
そこでこの記事では単なる作り方の解説に留まらず作成前に絶対に知っておくべき著作権や肖像権といった法的なリスクについても専門家の視点から詳しく解説します。
北岡ひろき(@kitaokahiro)
タップできるもくじ
AIで写真を踊らせる仕組みとは?
「たった1枚の静止画がどうしてあんなに滑らかに動くの?」
その不思議な現象の裏側には姿勢推定とモーション転送という2つの最先端AI技術が深く関わっています。
なんだか難しそうに聞こえますが仕組みは意外とシンプルです。
料理に例えるならこんなイメージです。
まずAIはお手本となるダンス動画(例:TikTokで流行っているダンス)を読み込み、その動画の中の人物が「どの瞬間にどんな体の形をしているか」を骨格レベルで完全にデータ化します。
これが姿勢推定です。
次にAIはあなたがアップロードした写真の人物の関節の位置を特定します。
そして先ほどデータ化したお手本の動きをあたかも操り人形を動かすかのように写真の人物に当てはめていきます。
これがモーション転送です。
この2つの技術を組み合わせることでAIは写真の人物がお手本と全く同じダンスを踊っているかのような自然な動画を生成することができるのです。
かつては映画製作などの専門分野でしか使われなかったこの技術。
今や私たちの手元にあるアプリで誰でも手軽に利用できるようになったのです。
【無料】AIダンス動画が作れる神アプリ・ツール3選
それでは実際にAIダンス動画を作成できる、今最も人気のある無料ツールを3つ、厳選してご紹介します。
それぞれに特徴があるためあなたの目的やスキルに合わせて最適なツールを選んでみてください。
| ツール名 | 特徴 | 料金 | プラットフォーム | 日本語 |
| Viggle AI | 本家本元! PC・スマホ両対応の最人気ツール。 | 無料 | PC/スマホ | × |
| Vidnoz | 多機能・安全! ビジネス利用も安心な総合プラットフォーム。 | 無料〜 | PC (ブラウザ) | 〇 |
| PowerDirector | 超・簡単! スマホ特化で直感的に操作可能。 | 無料〜 | スマホアプリ | 〇 |
Viggle AI:全てのデバイスで使える本命ツール

Viggle AIはAIダンス動画生成の分野で現在最も知名度が高く中心的な存在となっている本家ツールです。
PCのウェブブラウザ、またはスマートフォンアプリから利用でき、誰でも手軽に高品質なダンス動画を作成できます。
お手本となるダンス動画を自分で差し替えたり、背景をグリーンバックにしたりといったカスタマイズ性の高さが最大の特徴。
オリジナリティを追求したい方にも最適です。
最新の技術をいち早く、そして本格的に試したいならまず最初に検討すべき最有力候補と言えるでしょう。
メリッは PCとスマホの両方に対応し、機能も豊富。
デメリットは海外ツールのためインターフェースやサポートが英語。
Vidnoz AIダンス動画メーカー:ビジネス利用も安心な多機能ツール
Vidnozは当サイトでも様々なAI機能を紹介している多機能なAI動画プラットフォームです。
その中の一機能としてAIダンス動画メーカーが提供されています。
Viggle AIとの最大の違いはダンス動画生成が数ある機能の一つである点。
AIアバター生成やプレゼン動画作成などビジネス用途まで見据えた多機能性と運営元が明確な法人である安全性が大きな魅力です。
「難しい設定は苦手」「手軽に安全にAIダンス動画を試してみたい」という方にとって非常にバランスの取れた選択肢です。
メリット:はブラウザ上で完結し、操作が非常に簡単。
デメリットはViggle AIに比べるとダンスのテンプレート数はまだ少ない。
PowerDirector (Vivid Dance機能):有名編集アプリに搭載された安心の機能
Vivid Danceは独立したアプリではなく、界的に有名な動画編集アプリPowerDirectorに搭載されているAI機能の一つです。
開発元は日本のユーザーにもお馴染みのCyberLink社なので完全な日本語対応と誰でも直感的に使える操作性が最大の魅力。
ダンス動画を作成した後、そのままPowerDirectorの強力な編集機能を使ってテロップを入れたりエフェクトを加えたりと一つのアプリ内で動画を完成させられるのも大きなメリットです。
「海外のツールは不安」「ダンス動画だけでなくその後の編集もスマホで手軽に楽しみたい」という方に最適な選択肢です。
メリットは一つのアプリで生成から編集まで完結でき、日本語対応でわかりやすい。
デメリットはViggle AIに比べるとダンスのパターンは少なく多くの機能はサブスクリプション登録が必要。
【実践】たった3ステップ!AIダンス動画の作り方
それでは実際にAIダンス動画を作成する手順を解説します。
今回は最も人気があり、PC・スマホどちらからでも利用できる「Viggle AI」のブラウザ版を例に具体的な手順を3つのステップで見ていきましょう。
この記事の通りに進めれば専門知識がなくても誰でも簡単に動画を作成できます。
アカウントを作成して準備する
まずはViggle AIの公式サイトにアクセスし、動画作成の準備を整えましょう。

「TRY MEME MAKER」をクリックします。

画面右上の「Sign In」をクリックします。

初めての方は「Sign in with Email」を選びます。

「Sign Up」をクリックしてください。

メールアドレスとパスワードを入力し「Send」をクリックして認証コードを入手します。

メールに届いた認証コードを入力し「Sign Up」をクリックします。

アカウント作成は完了です。

踊らせたい画像をアップロードする
アカウント作成が完了し、メイン画面が表示されたらいよいよ動画作成のスタートです。
「UPLOAD」をクリックします。

PCに保存されているファイルの中から踊らせたい主役のキャラクター画像を選択してアップロードしましょう。
正面を向いていて全身が写っている画像がおすすめです。
動画を生成してダウンロードする
画像をアップロードすると次にどんなダンスを踊らせるかを選ぶ画面に移ります。
画面下部に表示されるダンスモーションの一覧から好きなものを選びましょう。
キャラクター画像と踊らせたいダンスが決まったら「MIX」をクリックします。

クリックするとAIによる動画生成が自動で開始されます。
数十秒から数分ほど待ちましょう。
完成した動画が画面に表示されたら内容を確認して「ダウンロード」ボタンをクリックしてPCに保存します。

たったこれだけで驚くほど滑らかなAIダンス動画が完成します!
操作に慣れてきたらぜひ色々なキャラクターとダンスの組み合わせを試してみてください。
【超重要】作成前に知るべき3つの法的リスクと注意点
AIダンス動画は非常に魅力的ですがその手軽さゆえに知らず知らずのうちに法律違反やトラブルに巻き込まれてしまう危険性も潜んでいます。
楽しい創作活動を続けるためにも「自分の身を守る知識」として以下の3つの重要なリスクを必ず理解しておきましょう。
著作権
アニメ、漫画、ゲームのキャラクターやイラストレーターが描いた作品には著作権という制作者の権利を守るための法律が存在します。
他人が創作したキャラクターの画像を無断で使用して動画を生成し、それをSNSなどで公開する行為は著作者の複製権や翻案権といった権利を侵害してしまう可能性があります。
特に危険なケースとして
生成した動画を使って収益を得る(YouTubeの広告収入、グッズ販売など)
企業の公式アカウントなどビジネス目的で投稿する
個人が家庭内で楽しむ範囲であれば問題ないとされています。
ですがインターネット上に公開した時点で私的利用の範囲を超えると判断される可能性が高いです。
ファンアートとして黙認されるケースも多いですが権利者から削除要請や警告が来るリスクは常にゼロではないと覚えておきましょう。
肖像権・パブリシティ権
アイドル、俳優、スポーツ選手といった実在する人物の写真には肖像権とパブリシティ権が存在します。
本人の許可なく写真を使用してダンス動画を作成・公開する行為はこれらの権利を侵害する可能性が非常に高いです-。
特にその人物のイメージを損なうような動画や商品を宣伝するような動画を作成した場合は深刻なトラブルに発展する可能性があります。
特に危険なケースとして
特定の人物をからかったりネガティブな印象を与えたりする動画
あたかも本人がその商品をおすすめしているかのような動画
著作権以上にデリケートな問題です。
実在する人物(特に有名人)の写真を本人の許可なく使用することは絶対に避けるべきです。
これは最もリスクの高い行為だと認識してください。
プラットフォームの規約
TikTok, YouTube, X (Twitter), Instagramといった各プラットフォームはAIによって生成されたコンテンツに関する独自の利用規約やコミュニティガイドラインを設けています。
第三者の権利を侵害するコンテンツや他者を欺くようなコンテンツは規約違反と見なされる可能性があります。
特に危険なケースとして
あたかも本物の人間が話しているかのように見せかける政治的な動画
ヘイトスピーチや嫌がらせ目的での利用
たとえ法律に触れないとしてもプラットフォームの規約に違反した場合、投稿の削除やアカウントの一時停止、最悪の場合は永久凍結といったペナルティを受ける可能性があります。
利用するSNSのルールにも必ず目を通しておきましょう。
安全に楽しむならオリジナルキャラクターが最強
著作権、肖像権、プラットフォームの規約…。
AIダンス動画を楽しむ上で考えなければならないルールが意外と多いことに少し不安を感じたかもしれません。
「じゃあ、一体何を使えば誰にも迷惑をかけずに100%安全に楽しめるの?」
その答えは非常にシンプルです。
「権利関係が完全にクリーンなあなただけのオリジナルキャラクター」を使えばこれまでに解説したすべてのリスクを回避し、何の心配もなく創作活動に没頭できます。
そしてそのオリジナルキャラクターを作る方法は今や無数に存在します。
・自分でイラストを描く
・AI画像生成ツール(Midjourneyなど)で作成する
・クリエイターに依頼して描いてもらう
しかしこれらの方法は少し手間がかかります。
もっと簡単にキャラクター生成から動画化までを一気通貫で行いたいと考えるのが自然でしょう。
実は最先端のAI動画生成ツールの中にはビジネスレベルの高品質なオリジナルAIアバターを誰でも簡単に作成できる機能が標準で備わっているものが多数存在します。
これらのツールを使えば法的なリスクを心配することなく自分だけのAIキャラクターを自由に踊らせたり、喋らせたりすることが可能です。
さらにその多くが商用利用に対応しているため趣味の範囲を超えてYouTubeでの収益化やビジネスでの活用まで見据えることができます。
| ツール名 | 特徴 | こんな人におすすめ |
| synthesia | ビジネス品質No.1。 非常にリアルで高品質なAIアバターを生成可能。 | 企業の研修動画やプレゼンで活用したい方 |
| Vidnoz | 手軽さNo.1。 無料から始められ、SNS向けのアバター動画に最適。 | コストをかけずにSNSで情報発信したい方 |
| DEEPBRAIN AI | リアルさ追求。 実在の人物のような温かみのあるAIヒューマンが魅力。 | より人間らしい対話型の動画を作りたい方 |
AIダンス動画でその楽しさを知ったあなたが次なるステップとして「自分だけのオリジナルコンテンツ制作」に挑戦することは非常に自然な流れです。
他人の作品でハラハラするよりも自分だけのキャラクターで安心して世界に発信してみませんか?
まとめ
今回は写真1枚からAIダンス動画を作成する方法について具体的な手順から法的な注意点まで網羅的に解説しました。
AIダンス動画はViggle AIやVidnozといった無料ツールで誰でも簡単に作れる。
他人のキャラクターや有名人の写真を使う際は著作権や肖E像権に十分な注意が必要。
最も安全で可能性が広がるのはオリジナルキャラクターでの動画制作。
AI動画生成技術は私たちの創造性を解放し、誰もが映像クリエイターになれる可能性を秘めた非常にエキサイティングな分野です。
しかしその力が強力であるからこそ正しい知識と倫理観を持って利用することが何よりも重要になります。
この記事があなたがAI動画の世界へ安全にそして楽しく第一歩を踏み出すための信頼できるガイドとなれば幸いです。
「AI動画の可能性をもっと知りたい!」
「ビジネスや収益化にも活用してみたい!」
そう感じた方は当サイトで紹介している以下の総合まとめ記事もぜひご覧ください。
あなたの目的やスキルに合った最高のAI動画生成ツールが必ず見つかるはずです。
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