オンライン講座の開催方法|失敗しないZoom設定から動画販売で稼ぐ仕組みまで全手順を公開
- 2025.12.03
- オンラインコース
オンライン講座を開催したいけれど何から始めればいいか分からない。
そんな不安を抱えて最初の一歩を踏み出せずにいませんか。
自分の知識を誰かに伝えたいという情熱はあるはずです。
しかしいざ開催しようとすると準備することが山積みです。
Zoomの設定はどうするのか参加費はどうやって集めるのか。
当日の進行表はどう作るのかトラブルが起きたらどうするか。
考えれば考えるほど失敗するイメージばかりが膨らみます。
多くの人がオンライン講座を単なるテレビ電話だと思っています。
パソコンに向かって喋ればいいだけだと甘く見ているのです。
しかし準備不足で開催すると当日は必ずトラブルが起きます。
音声が聞こえないスライドが映らないといった事故が多発します。
その結果、参加者の信頼を失い二度と来てもらえなくなります。
そうならないためには正しい手順と入念な準備が不可欠です。
この記事ではオンライン講座の開催方法を徹底的に解説します。
機材選びからZoomの裏設定、当日の台本まで全て網羅します。
さらにただ開催するだけでなく収益を最大化する秘訣も教えます。
それは一度の開催で二度稼ぐハイブリッド手法です。
この記事を読めばあなたは自信を持って講座を開催できます。
そしてあなたの知識を自動で売れ続ける資産に変えられます。
初心者からプロの講師へと生まれ変わるための完全ガイドです。
北岡ひろき(@kitaokahiro)
タップできるもくじ
まずは3つの開催スタイルから自分に合うものを選ぶ
講座を開催する前にまずは全体像を把握することから始めます。
オンライン講座には大きく分けて3つの開催スタイルがあります。
あなたの性格や講座の内容に合わせて最適なものを選びましょう。
それぞれのメリットとデメリットを理解することが成功の鍵です。
ライブ配信型
決まった日時にリアルタイムで行うのがライブ配信型です。
ZoomなどのWeb会議ツールを使い講師と受講生が同時に繋がります。
このスタイルの最大のメリットは熱量が伝わりやすいことです。
受講生の顔を見ながら話せるので反応を見ながら進められます。
理解していないようならその場で補足説明をすることも可能です。
質問があればすぐに回答できるため受講生の満足度も高くなります。
講師としても目の前に人がいることでモチベーションが上がります。
一体感が生まれやすくファン化しやすいのが大きな特徴です。
一方でデメリットは時間の拘束が発生することです。
開催日時は固定されるため予定が合わない人は参加できません。
また毎回同じ話を繰り返さなければならないのも難点です。
労働集約型になりやすく体調を崩すと収入が途絶えてしまいます。
さらに通信トラブルなどのリスクも常に隣り合わせです。
ネット回線が落ちてしまえばその時点で講座は終了してしまいます。
オンデマンド配信型
事前に録画・編集した動画を視聴してもらうのがオンデマンド型です。
YouTubeの限定公開や専用の配信プラットフォームを利用します。
このスタイルのメリットは何と言っても不労所得になる点です。
一度動画を作ってしまえばあなたが寝ている間も売れ続けます。
編集で不要な部分をカットできるためコンテンツの質も高まります。
言い間違いや長い沈黙を削除し、テロップで見やすく加工できます。
受講生にとっても好きな時間に自分のペースで学べるのが魅力です。
早送りや巻き戻しも自由なので復習もしやすい環境を提供できます。
デメリットは受講生の反応がリアルタイムで見えないことです。
誰がどこでつまずいているのか、把握するのが難しくなります。
また動画を見るだけの受講はモチベーション維持が困難です。
途中で飽きてしまい最後まで見てもらえない可能性もあります。
動画編集のスキルや手間が必要になる点もハードルの一つです。
ハイブリッド型
ライブ講義を行いその録画を教材として販売する方法です。
ライブの臨場感とオンデマンドの資産性をいいとこ取りできます。
当日は受講生と熱く語り合いその様子を録画しておきます。
後日、その録画データを編集して動画教材として再販するのです。
一度の開催労力でライブ収益と動画販売収益の二つを得られます。
個人の講師が最も効率よく稼ぐにはこの方法が最適解です。
ライブに参加できなかった人も後から動画で購入してくれます。
またライブ参加者にも復習用として動画を渡せば喜ばれます。
最初はライブで実績を作り、徐々に動画販売へ移行することも可能です。
この記事ではこのハイブリッド型を目指して準備を進めていきます。
失敗しないための機材と環境の準備
開催スタイルが決まったら次は物理的な準備に入りましょう。
オンライン講座のクオリティは機材と環境で8割が決まります。
内容は素晴らしくても映像や音声が悪いと全て台無しになります。
プロとして見られるための最低限の投資について解説します。
音声は映像よりも重要
多くの初心者が画質を良くしようとカメラにお金をかけがちです。
しかしオンライン講座において最も重要なのが「音声」です。
映像が多少荒くても我慢できますが音声が悪いと苦痛だからです。
ノイズが混じったり、声がこもったりすると受講生は疲れます。
最悪の場合、話の内容が入ってこず、途中離脱されてしまいます。
パソコンに内蔵されているマイクを使うのは絶対に避けてください。
内蔵マイクは周囲の雑音を拾いやすく音質も良くありません。
キーボードを叩く音やPCのファンの音まで拾ってしまいます。
必ず外付けのUSBマイクを用意するようにしましょう。
数千円程度のエントリーモデルでも劇的に音質が向上します。
自分の声がクリアに届くだけで説得力が増し、信頼感が出ます。
もし予算に余裕があるならダイナミックマイクもおすすめです。
ラジオDJのような深みのある落ち着いた声を届けることができます。
カメラと照明の工夫
音声の次は映像のクオリティを上げる工夫をしましょう。
パソコン内蔵のWebカメラでも最近のものは性能が良いです。
しかしカメラの性能以上に重要なのが照明です。
部屋の天井の照明だけでは顔に影ができて暗く映りがちです。
顔が暗いと表情が見えにくく陰気な印象を与えてしまいます。
講師の表情は受講生の安心感に直結する重要な要素です。
明るく健康的な印象を与えるためにリングライトを使いましょう。
顔の正面から光を当てることで肌ツヤが良く見えます。
瞳に光が入ると生き生きとした表情になり、熱意が伝わります。
またカメラの位置も非常に重要なポイントです。
ノートパソコンを机に置いて見下ろす角度は威圧感を与えます。
パソコンスタンドを使いカメラを目線の高さまで上げましょう。
これだけで受講生と対等な目線で話している感覚を作れます。
有線LANが最強の理由
オンライン講座の大敵は通信回線の不安定さです。
講義の途中で画面が固まったり、音声が途切れたりするのは最悪です。
受講生の集中力を削ぐだけでなくクレームの原因にもなります。
Wi-Fi接続は便利ですがどうしても電波干渉のリスクがあります。
電子レンジを使ったり、家族が動画を見たりすると不安定になります。
重要な講座を開催する時は可能な限り有線LANで接続しましょう。
LANケーブルで直接繋げば通信速度と安定性が格段に上がります。
どうしてもWi-Fiしか使えない場合は5GHz帯を利用してください。
ルーターの近くで配信するなど物理的な距離も近づけましょう。
事前にスピードテストを行い上り速度を確認することも大切です。
生活感を消すテクニック
画面に映る背景にも細心の注意を払う必要があります。
後ろに洗濯物が干してあったり、散らかった部屋が見えると幻滅です。
講師としての権威性が下がり、話の内容に集中してもらえません。
できるだけシンプルな壁を背にするか、整理整頓を心がけましょう。
どうしても部屋を片付けられない場合はバーチャル背景を使います。
ただしバーチャル背景は髪の毛や手の動きが不自然になりがちです。
できれば実写の背景で清潔感を演出するのがベストです。
また講師自身の身だしなみもコンテンツの一部だと考えましょう。
オンラインだからといって部屋着のような服装は避けるべきです。
上半身だけでもジャケットや襟付きのシャツを着ましょう。
プロとして人前に立つ意識を持つことが講座の質を高めます。
Zoomの落とし穴を防ぐ詳細設定と予約手順
機材の準備が整ったら次はツールの設定を行いましょう。
ここでは最も普及しているZoomを使う前提で解説します。
Zoomには多くの機能がありますが初期設定のままでは危険です。
講座運営に適した設定に変更し、トラブルを未然に防ぎましょう。
無料プランの限界と有料プランの必要性
まず大前提として講座を開催するなら有料プランが必須です。
Zoomの無料プランには40分までという時間制限があります。
3人以上で接続すると40分経過した時点で強制終了されます。
いいところで突然回線が切れる講座に誰がお金を払うでしょうか。
再接続を促すのも手間ですし、プロとしての信用に関わります。
有料のProプランであれば実質無制限で利用することができます。
月額2,000円程度ですのでビジネス経費として割り切りましょう。
また有料プランでないと「クラウド録画」機能が使えません。
後で動画教材として販売するためにも有料契約は必須条件です。
スケジューリング時の必須セキュリティ設定
Zoomで講座の日時を予約する際、セキュリティ設定を確認します。
「マイミーティングID」ではなく「スケジュール」から予約します。
この時、必ず待機室機能を有効にしておいてください。
待機室とは参加者が入室する前に一旦待機する仮想の部屋です。
ホストが許可しない限り、本会議室には入れません。
これにより関係ない人が勝手に乱入してくるのを防げます。
また名前を確認してから入室許可を出せるので管理も楽です。
さらに参加時にミュートの設定もオンにしておきましょう。
参加者が入室した瞬間、生活音が鳴り響くのを防ぐためです。
講座が始まっている最中に遅れてきた人の音が入ると中断します。
最初からマイクオフで入ってもらう設定がスムーズな進行の鍵です。
後で後悔しないためのレコーディング設定
ハイブリッド型開催において最も重要なのが録画の設定です。
Zoomにはローカル記録とクラウド記録の2種類があります。
ローカル記録は自分のパソコン内にデータを保存する方法です。
手軽ですが長時間の講座だとデータ容量が巨大になります。
また保存処理にパソコンのパワーを使うため動作が重くなります。
おすすめはZoomのサーバーに保存するクラウド記録です。
これならパソコンへの負荷が少なく高画質で保存できます。
さらに設定で「ギャラリービューとスピーカービューを別々に保存」を選びます。
こうすると講師だけが映った映像と全員が映った映像が残せます。
教材として販売する際は講師だけの映像を使うのが一般的です。
受講生の顔が映っているとプライバシーの問題で販売できません。
編集の自由度を高めるために必ず映像を分けて保存しましょう。
当日の流れとファシリテーションの極意
準備万端で迎えた当日、いよいよ本番の幕開けです。
講師としてどのように振る舞い場を回せばいいのでしょうか。
オンライン特有の空気感を掴み満足度を高める技術を伝授します。
開始前から終了後まで時系列に沿って動きを確認しましょう。
企画と集客ページの作成
まずは誰のどんな悩みを解決する講座なのかを決めます。
ターゲットが明確でないと誰も参加してくれません。
企画が固まったら告知用のページ(LP)を作成します。
Peatixやこくちーず等のイベント告知サイトを使うのが手軽です。
しかしより本格的に集客するなら専用のLPが必須です。
デザインスキルがなくてもAIを使えばプロ並みのLPが簡単に作れます。
以下の記事で初心者でも使えるLP作成ツールを紹介しています。
おすすめランディングページ(LP)作成ツール11選を徹底比較
この時、必ず参加費の決済方法を用意しておきます。
当日の現金払いはできないので事前決済が基本になります。
Stripeなどの決済リンクを用意して申し込みと同時に集金します。
開催日の2週間前から1ヶ月前には告知を開始しましょう。
この情報を申込者にメールなどで連絡します。
参加者が増えてくると手動でメールを送るのは限界が来ます。
誤送信を防ぎ、自動でリマインドを送るにはメール配信システムが便利です。
ステップメールで自動化すれば集客の負担を大幅に減らせます。
おすすめのメール配信システム(メルマガスタンド)5選を徹底比較
当日のスライドと機材チェック
当日使う資料や機材のチェックは念入りに行いましょう。
PowerPointなどのスライド資料はスムーズに表示できるでしょうか。
もし資料作りが苦手で準備に時間がかかりすぎているなら朗報です。
最新のAIツールを使えばテキストを入れるだけでスライドが完成します。
デザインや構成を考える時間を話す練習の時間に充てましょう。
Zoomの画面共有機能を使ってリハーサルを行います。
スライドを送るタイミングやアニメーションの動作を確認します。
マイクの音量は適切か、カメラの映りは暗くないかも見ます。
そして最も重要なのが「レコーディング(録画)」の設定です。
後で動画教材として売るために必ず録画の設定を確認します。
開場前の音響チェックと心の準備
当日は開始時刻の30分前にはZoomを立ち上げておきます。
機材の最終チェックを行いスライドの表示を確認しましょう。
特に動画を流す予定がある場合は音の共有設定を見直します。
そして参加者が入室してくるまでの間、BGMを流しておきます。
無音の状態で待機室から入室するとシーンとしていて不安になります。
落ち着いたカフェミュージックなどを流すと雰囲気が和らぎます。
またスライドの表紙を画面共有して表示しておきましょう。
ここで合っているのかな?という参加者の不安を解消できます。
チャット欄におはようございますと挨拶を入れておくのも有効です。
オープニングと参加者の緊張を解くアイスブレイク
定刻になり講座を始めたらまずは明るく挨拶をしましょう。
オンラインでは普段の1.5倍くらいのテンションが丁度いいです。
いきなり本題に入らず、まずはアイスブレイクを行います。
参加者は緊張しているので簡単な問いかけで心をほぐします。
聞こえている方はチャットで『はい』と送ってくださいと言います。
これは音声確認を兼ねつつ、チャット入力の練習にもなります。
「どこから参加していますか?」「天気はどうですか?」なども良いです。
双方向のやり取りができることを冒頭で体験してもらうのです。
またこのタイミングで録画の了承を取っておきましょう。
復習用として録画させていただきますと伝えればスムーズです。
講義中を一方通行にしないための問いかけ技術
講義中は画面の向こうに人がいることを常に意識してください。
スライドを見ながら話しているとつい独り言になりがちです。
5分から10分に一度は参加者に問いかけを行いましょう。
「ここまでで質問はありますか?」
「面白いと思ったら888と打って」
このように反応を求めることで参加者の集中力を持続させます。
もしZoomの投票機能が使えるならクイズを出すのも効果的です。
画面共有中にポインター機能を使いどこを話しているか示します。
マウスカーソルだと見にくいのでレーザーポインター機能を使いましょう。
話すスピードは対面よりも少しゆっくりめを意識します。
通信の遅延もあるため早口だと聞き取りにくくなるからです。
クロージングと次につなげるアンケートとオファー
講義が終わったら最後にもう一度質疑応答の時間を設けます。
そして必ずやってほしいのがアンケートのお願いです。
Googleフォームなどで作ったアンケートURLをチャットに貼ります。
講座の感想や改善点を聞くことで次回の質を高められます。
また熱い感想は動画販売をする際のお客様の声になります。
さらにここでバックエンド商品の案内も行いましょう。
さらに深く学びたい方は個別相談へどうぞといったオファーです。
講座直後の熱量が高いタイミングが最も成約率が高くなります。
最後に参加してくれたことへの感謝を心から伝えて終了します。
開催して終わりではない!動画教材として資産化する手順
講座が終わってホッとしている場合ではありません。
ここからがハイブリッド型開催の真骨頂である「資産化」作業です。
録画したデータを商品に変え販売する仕組みを作りましょう。
この工程を行うかどうかが稼げる講師とそうでない講師の分かれ道です。
Zoom録画データのダウンロードと編集のコツ
講座終了後、Zoomから録画データの準備完了メールが届きます。
クラウド上の管理画面にアクセスし、データをダウンロードします。
この時、スピーカービューを選びましょう。
ダウンロードした動画はそのまま販売するには少し長すぎます。
休憩時間やトラブルで中断した箇所、雑談などはカットします。
また「えー」「あー」といった不要な口癖も削除しましょう。
これだけで動画のテンポが良くなり、教材としての価値が上がります。
さらに重要なポイントにはテロップを入れていきます。
最近ではVrewなどのAI編集ソフトを使えば作業は一瞬です。
自動で文字起こしをしてくれるので修正するだけで字幕が付きます。
議事録作成や字幕付けに特化した精度の高いAIツールは他にもあります。
作業時間を劇的に短縮したい方はこちらもチェックしてみてください。
AI議事録・文字起こしツールおすすめ10選|会議を自動で要約!
専用プラットフォームで自動販売機を作る
本格的に収益化を目指すなら専用のプラットフォームを使いましょう。
teachableやThinkificなどが有名です。
これらのツールを使えばあなただけのオンライン学校が作れます。
動画をアップロードし、価格を設定して販売ページを作れます。
受講生はクレジットカードで決済し、すぐに動画を視聴できます。
ログインIDとパスワードで管理されるため不正視聴も防げます。
システムが全て自動で処理してくれるので手動作業はゼロです。
あなたが寝ている間もシステムが勝手に集客し、販売してくれます。
まさにインターネット上に自動販売機を設置するようなものです。
初期設定は少し大変ですが一度作れば長期的な資産になります。
どのプラットフォームを選べばいいか迷う方も多いでしょう。
機能や手数料、日本語対応などを比較して選ぶ必要があります。
以下の記事でおすすめのプラットフォームを徹底比較しています。
あなたに最適なツールを見つけて収益化の第一歩を踏み出してください。
よくある質問とトラブルシューティング
最後にオンライン講座開催にまつわる、よくあるトラブルと対処法です。
事前に知っておくことで当日にパニックにならずに済みます。
転ばぬ先の杖として頭の片隅に入れておいてください。
参加者が入れないと連絡してきたら?
最も多いトラブルが参加者の入室トラブルです。
URLをクリックしてもZoomが開かないパスワードが違うと言われます。
原因の多くはZoomアプリのバージョンが古いことです。
またブラウザから入ろうとしてエラーになっている場合もあります。
対処法としてミーティングIDとパスワードを直接入力してもらいます。
それでも駄目な場合はスマホやタブレットから入ってもらいましょう。
運営側としては事務局スタッフを用意できるのが理想です。
講師が講義中に個別対応するのは不可能に近いからです。
一人の場合は事前に開始後のトラブル対応はできませんと伝えます。
後日録画を送ることで返金トラブルなどを避けるようにしましょう。
画面共有がうまくいかない時の予備策
スライドを映そうとしたら画面が真っ暗になることがあります。
あるいはパソコンがフリーズして動かなくなることもあります。
そんな時に備えて資料は事前にPDF化しておきましょう。
そしてチャット欄やメールで参加者に配布できるようにしておきます。
画面共有が不調なのでお手元の資料をご覧くださいと言えます。
これなら最悪音声だけでも講義を進めることができます。
また予備のパソコンやタブレットを手元に用意するのも有効です。
メイン機が落ちてもサブ機ですぐに復帰できる体制を整えましょう。
顔出しNGの参加者への配慮
「部屋を見られたくない」「すっぴんだから」と顔出しを拒む人もいます。
基本的には参加者の顔出しは任意とするのが無難です。
無理強いすると参加へのハードルが上がり、満足度も下がります。
ただしグループワークを行う場合は顔出しを推奨しましょう。
お互いの表情が見えないと議論が深まらないからです。
また録画販売をする際、参加者の顔が映り込むのが問題になります。
編集でモザイクをかけるのは大変な作業になります。
Zoomの設定でビデオなしの参加者を非表示にすることも可能です。
事前に録画販売する予定があると告知し、了承を得ておきましょう。
その上で講師の顔だけをピン留めして録画する設定を徹底します。
もしあなた自身も顔出しをしたくない場合はAIアバターを使う手もあります。
あなたの代わりにAIキャラクターに喋らせれば完全匿名で講座が作れます。
最新の動画生成AIは実写と見分けがつかないレベルに進化しています。
あなたの知識を売れ続ける資産に変えよう
ここまでオンライン講座の開催方法を詳しく解説してきました。
準備することや覚えることが多く大変だと感じたかもしれません。
しかしこれらは全て一度経験すれば慣れてしまうことばかりです。
大切なのは最初の一歩を恐れずに踏み出すことです。
失敗してもそれは改善のための貴重なデータになります。
そして何よりあなたの知識を待っている人が世界中にいます。
Zoomを使えば場所や時間の制約を超えて価値を届けられます。
まずは小さな勉強会からで構いません。
友人を数人集めて練習がてら開催してみるのも良いでしょう。
そして慣れてきたら必ず録画をしてコンテンツ化してください。
一度の労働を一生売れ続ける資産に変える賢い選択をしましょう。
あなたが情熱を持って語った講座は必ず誰かの役に立ちます。
それを眠らせておくのはあまりにももったいないことです。
今すぐZoomのスケジュールを予約して告知を始めましょう。
そして将来の動画販売を見据えてプラットフォームを選びましょう。
土台さえしっかり作ればあとはコンテンツを積み上げるだけです。
あなたのビジネスがオンライン講座で飛躍することを願っています。
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