オンライン講座の費用相場と売れる価格設定の完全講義!安売り地獄から抜け出し収益を10倍にする戦略

オンライン講座の費用相場と売れる価格設定の完全講義!安売り地獄から抜け出し収益を10倍にする戦略
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自分の知識や経験を詰め込んだ渾身のオンライン講座。

完成した喜びも束の間、販売直前に最大の壁が立ちはだかります。

それはこの講座にいくらの値段をつければいいのかという悩み。

これは全ての講師が直面する最も難しく最も重要な課題です。

値段をつけるということは自分の価値を数値化することでもあります。

 

だからこそ多くの人が不安になり、迷ってしまうのです。

高くしたら誰も買ってくれないのではないかという恐怖。

逆に安くしすぎて利益が出なかったらどうしようという不安。

このジレンマに挟まれて身動きが取れなくなってしまうのです。

 

そして自信のなさから安易な安売りに走ってしまう人がいます。

とりあえず相場より安くしておけば売れるだろうという考えです。

しかし断言します。

安売りは百害あって一利なしです。

安売りをすることであなたは自分の首を絞めることになります。

売れば売るほど忙しくなり、利益は残らず、心身ともに疲弊します。

 

なぜ多くの講師がUdemyのセールで消耗してしまうのか。

なぜZoomの低単価レッスンでいつまでも稼げないのか。

そこには構造的な問題と価格に対する思い込みがあります。

この記事では各ジャンルの適正相場をデータで詳しく解説します。

 

単に金額を知るだけでなくなぜその価格なのかを知ってください。

そしてプロが実践している売れる価格戦略を公開します。

心理学の観点から高単価でも飛ぶように売れる仕組みを解明します。

さらに高単価を実現するために不可欠な環境についても話します。

 

プラットフォーム選びが価格設定にどう影響するかを解説します。

この記事を読み終える頃にはあなたの意識は変わっているはずです。

自分の商品に胸を張って最高の価格をつけられるでしょう。

安売り地獄から抜け出し、感謝されながら収益を上げる方法を学んでいきましょう

この記事を書いた人

北岡ひろき(@kitaokahiro)

最新のAIツールの使い方を紹介する『ウェブのおと』とYouTubeチャンネルを運営。AI・マーケティングツールをわかりやすく紹介。これまで利用したAIツールは100種以上。SEOが大好きなマーケッター。元システムエンジニア。あなたにぴったりのAIツールを紹介します。

オンライン講座の一般的な相場を徹底解剖

まずは現在の市場における一般的な基準を知ることがスタートです。

ただし相場はあくまで目安であり、絶対的な正解ではありません。

ジャンルによって受講生が価値を感じるポイントは違います。

彼らが何にお金を払っているのか、その価値の源泉を知りましょう。

ここでは主要な3つのジャンルに分けて相場感を深掘りします。

自分の講座がどこに当てはまるかイメージしながら読んでください。

ビジネス・スキル系(動画編集・プログラミング等)

このジャンルにおける価値の源泉は投資対効果です。

受講生はこの講座にお金を払うことで将来のリターンを期待します。

受講料を払っても稼げるようになれば元が取れると考えます。

そのため相場は他のジャンルに比べて高くなる傾向にあります。

 

まず基礎知識を習得するための入門講座についてです。

数時間の動画教材だけで構成される場合、5,000円から1万円です。

これは専門書を数冊買うのと同じくらいの感覚で購入されます。

 

次に実務で使えるレベルを目指す本格的なコースです。

動画編集やWebデザインなど案件獲得を目標とするものです。

このゾーンが最も需要があり、3万円から5万円が相場となります。

このスキルがあれば副業ができるという期待値が価格を支えます。

 

最後に講師の徹底サポートがついたブートキャンプです。

添削や質問対応、案件紹介などが含まれる高額なプログラムです。

これらは10万円から30万円、あるいはそれ以上の価格がつきます。

結果が出るまでサポートするという保証が高価格の理由です。

ビジネス系は結果が数字で見えやすいため価格設定もしやすいです。

趣味・ライフスタイル系(ヨガ・料理・ハンドメイド等)

このジャンルの価値の源泉は生活の質の向上と楽しさです。

ビジネス系のように金銭的なリターンがあるわけではありません。

そのため習い事やジムの月謝と比較されることが多くなります。

お財布の負担にならない続けやすい価格帯が中心になります。

 

まず気軽に試せる単発レッスン動画についてです。

1,000円から3,000円程度、ランチ一回分くらいの価格が鍵です。

失敗してもいいやと思える価格設定が購入のハードルを下げます。

 

次に継続して学ぶ月額サブスクリプションです。

ヨガやフィットネスなど習慣化が必要なものがこれに当たります。

相場は980円から3,000円程度で継続率が命のビジネスです。

大手フィットネスアプリなどが競合になるため価格競争になりがちです。

 

しかし趣味ジャンルでも高単価を狙う唯一の道があります。

それは資格取得や認定講師になれるコースを作ることです。

教える側になれるというキャリアパスを提示するのです。

そうすれば趣味からビジネスへと受講生の意識が変わります。

相場も一気に上がり、5万円から15万円でも売れるようになります。

悩み解決系(語学・ダイエット・恋愛・復縁等)

このジャンルの価値の源泉は苦痛からの解放と理想の未来です。

人には言えない深いコンプレックスを解決するための講座です。

このジャンルは悩みの深さがそのまま価格に比例します。

まず解決策の情報だけを知りたい層向けのノウハウ動画です。

これは3,000円から1万円程度で取引されることが多いです。

 

しかし本気で悩みを解決したい人向けの完全版は別格です。

「絶対に痩せる」「復縁するまでサポートする」といったものです。

これらは5万円から20万円、場合によってはそれ以上になります。

ライザップが高額でも流行るのと全く同じロジックです。

長年の苦しみから解放されるなら安いと顧客は感じるのです。

他では得られない独自の解決策を提示できれば相場は関係ありません。

あなたの経験談や独自のメソッドが最大の付加価値になります。

なぜあなたの講座は安売りになってしまうのか?3つの構造的欠陥

もしあなたが相場より安くしないと売れないと思っているなら。

その考え自体があなたのビジネスを危険に晒しています。

あなたが安売りを強いられているのは能力不足ではありません。

戦う場所を間違えているか売り方の構造に欠陥があるからです。

ここでは初心者が陥りがちな安売りの罠について解説します。

マーケットプレイス(Udemy・ココナラ)の比較地獄

Udemyなどのプラットフォームは確かに集客力があります。

しかしそこでは日常的に大幅な割引セールが行われています。

定価2万円の講座がセール時には1,500円程度で叩き売りされます。

90%オフという衝撃的な価格でないと見向きもされない環境です。

 

さらにあなたの講座の隣にはライバルの講座が並んでいます。

お客様はスマホの画面で価格とレビュー数を比較します。

同じような内容なら1円でも安い方を選ぼうとするのが心理です。

 

この環境ではあなたの講座は商品Aという記号でしかありません。

中身の良さやあなたの想いが伝わる前に価格で判断されます。

ここでは安さが正義とされ、高単価商品は排除されるのです。

個人の講師がこの土俵で戦い続けるのは非常に消耗します。

Zoomレッスンによる時間の切り売りの限界

Zoomを使ったリアルタイム講座も価格が上がりにくい要因です。

多くの人が1時間あたり数千円という時給思考で計算します。

1時間3,000円ならアルバイトより高いから良いかと考えます。

しかし準備や集客、連絡の手間を計算に入れているでしょうか。

テキストを作り、生徒とメールをやり取りする時間は無給です。

これらを含めて時給換算すると最低賃金を割ることもあります。

 

また1時間3,000円のレッスンを100回やっても売上は30万円です。

体調を崩してレッスンができなければ収入はゼロになります。

忙しいのに稼げないという負のループに陥ってしまうのです。

高単価を目指すなら時間の切り売りから卒業する必要があります。

一度作った動画を資産として販売するストック型へ移行すべきです。

店構えのチープさが招く不信感

あなたはどのような方法で講座を販売しようとしていますか。

GoogleドライブのURLをメールで送るだけの方法でしょうか。

あるいはYouTubeの限定公開リンクを販売する形でしょうか。

これでは受講生は素人のお小遣い稼ぎだと感じてしまいます。

 

数万円の商品を買う時、人はちゃんとしたお店から買いたいのです。

屋台で売っている高級時計が売れないのと同じ理由です。

店構えが安っぽいと商品の中身まで安っぽく見えてしまいます。

これでは高単価をつけること自体が難しくなります。

「この値段でこの提供方法?」と不信感を持たれてしまうからです。

プラットフォームが整っていないことが高く売れない最大のボトルネックです。

脱・安売り!高単価でも感謝されて売れる3つの価格心理学

安売り競争から抜け出し、あなたの講座をブランドにする方法です。

価格を上げることはあなたの利益のためだけではありません。

受講生の本気度を引き出し、結果を出させるためにも重要なのです。

ここでは行動経済学や心理学を応用した具体的な戦略を紹介します。

松竹梅の法則(アンカリング効果)で竹を売る

人間は極端な選択肢を避ける傾向があることをご存知でしょうか。

3つの価格が並んでいると無意識に真ん中を選びたくなります。

これを心理学で松竹梅の法則または極端性回避の法則と呼びます。

 

例えばあなたが3万円の講座を売りたいとしましょう。

その場合、単一価格で3万円として売るのは得策ではありません。

比較対象がないため3万円は高いと感じてしまうからです。

そこで10万円の松と1万円の梅を用意します。

松(VIPコース):10万円(動画+個別コンサル付き)

竹(スタンダード):3万円(動画+メールサポート付き)

梅(ライト):1万円(動画のみ)

こうすると10万円という価格がアンカーになります。

10万円に比べれば3万円は妥当だと脳が錯覚するのです。

 

また1万円の梅があることで安心感も生まれます。

一番安いのは質が悪そうだからやっぱり竹にしようとなります。

結果として売りたい価格である3万円のコースが最も売れるのです。

単に値上げをするのではなく比較対象を作るのがポイントです。

特典によるバリュースタッキング

価格そのものを下げるのではなく提供する価値を積み上げましょう。

これをバリュースタッキング(価値の積み上げ)と呼びます。

お得感をプラスすることで実質的な価値を上げるのです。

 

例えば今なら講義の要点をまとめたチェックシートPDF付き。

「通勤中に聞ける全講義の音声ファイルMP3をプレゼント」。

「本編には入り切らなかった追加の補足動画5本を提供」。

これらはデジタルデータなのであなたの原価はほぼゼロです。

 

しかし受講生にとっては大きな価値となり、価格以上の満足感を与えます。

これだけの特典がついてこの価格なら安いと思わせるのです。

メイン商品の価値を補完するような特典をつけるのがコツです。

特典の数を増やすだけで価格を据え置いたまま成約率が上がります。

サブスクリプションによるLTVの最大化

一度に3万円を払うのは誰にとってもハードルが高いものです。

しかし月額2,980円と言われれば安く感じませんか。

これがサブスクリプション(定額課金)のマジックです。

入り口のハードルを極限まで下げて長く続けてもらう戦略です。

学生や主婦などまとまったお金がない層も顧客にできます。

 

重要なのは1回売って終わりではなく長く続けてもらうことです。

もし平均して1年継続してもらえれば1人あたりの売上はどうなるか。

約3万6千円となり、単発で売るよりも大きな金額になります。

 

これをLTV(ライフタイムバリュー=顧客生涯価値)と呼びます。

会員限定のコミュニティ機能などを付ければ解約率を下げられます。

毎月安定した収益が入ってくるため精神的にも非常に楽になります。

売上が積み上がっていくモデルなのでビジネスが安定します。

高単価講座を作るなら独自プラットフォームが必須な理由

価格戦略を実行するためにはそれを実現できる環境が必要です。

独自プラットフォームを使うことがなぜ高単価に繋がるのか。

teachableなどのツール導入が投資対効果の高い理由を解説します。

自分だけの専門店で価格競争を回避する

独自プラットフォームはあなたの講座だけが並ぶブランドショップです。

Udemyのように隣にライバルの安い講座が表示されることはありません。

あなたの世界観に共感した人だけが集まる空間です。

そのため他社の商品と価格比較されることなく購入されます。

 

あなたが決めた価格がその場の定価になるのです。

あなたから買いたいという指名買いの状態を作れるのが強みです。

またセールのタイミングも割引率も全てあなたが自由に決められます。

誰かに価格をコントロールされるストレスから解放されます。

自分のビジネスの主導権を握ることができるのが最大のメリットです。

信頼感のあるデザインが価格を正当化する

teachableなどで作られたサイトは非常に洗練されています。

プロのスクールのような美しいデザインのサイトが自動で作れます。

会員専用のマイページ、学習の進捗バー、修了証の発行機能など。

このしっかりした学習環境自体が高額商品の説得材料になります。

 

受講生は動画データだけでなく学習体験にお金を払うのです。

これだけ整った環境なら数万円しても当然だと納得してもらえます。

Googleドライブのフォルダとは雲泥の差がある信頼感です。

この信頼感が購入を決める最後のひと押しになります。

プログラミングの知識がなくてもこの環境が手に入る時代です。

アップセル・クロスセル機能で客単価を自動で上げる

独自プラットフォームには売上を最大化する機能が備わっています。

その一つが購入直前にもう一品を提案するアップセル機能です。

「ご一緒にこちらのワークシートはいかがですか?(+1,000円)」

ハンバーガーショップのポテトはいかがですかと同じ仕組みです。

これをWeb上で自動的に行うことができるのです。

 

また購入完了後に上位コースを案内するワンクリックアップセルもあります。

一度財布の紐が緩んだタイミングで提案するので成約率が高いです。

これにより何も言わなくても客単価が1.2倍から1.5倍に跳ね上がります。

こうしたマーケティング機能が充実しているのも専用ツールの強みです。

薄利多売vs高単価販売の残酷な真実

実際に数字でシミュレーションしてみましょう。

薄利多売と高単価販売であなたの労力と利益はどう変わるか。

労働時間と利益率の観点からどちらが幸せなモデルか比較します。

Udemyで安売りして月30万円稼ぐ地獄

目標月収を30万円とした場合を考えてみましょう。

単価1,500円で売るなら毎月200人に売らなければなりません。

さらにプラットフォームの手数料が引かれます。

Udemyのセール販売の場合、手数料は最大で70%近くになることもあります。

そうなると手元に残る利益はわずか数百円です。

利益を確保するためには毎月数百人、年間で数千人の集客が必要です。

 

これには膨大な広告費やSNS更新の手間がかかります。

さらに恐ろしいのは購入後のサポート負担です。

200人の生徒から質問が来たら対応だけで一日が終わってしまいます。

売れれば売れるほど忙しくなり、自分の時間がなくなるモデルです。

独自サイトで高単価販売して月30万円稼ぐ天国

同じく目標月収30万円を目指すとします。

単価3万円なら毎月たった10人に売れば目標達成です。

手数料はどうでしょうか。

teachableなどの独自プラットフォームなら手数料は数%で済みます。

Stripeの決済手数料と合わせても売上の90%以上が手元に残ります。

毎月10人ならSNSやブログでの発信だけで十分に達成可能な数字です。

 

集客のプレッシャーは劇的に減り、濃いファンを集めることに集中できます。

サポート対象も10人だけなので一人ひとりに手厚い対応が可能です。

受講生の満足度が上がり、良い口コミが生まれ、さらに売れやすくなります。

浮いた時間で次の講座を作ればさらに売上を伸ばすことができます。

ビジネスとして継続できるのは間違いなくこちらのモデルです。

価格設定に関するマインドブロックを解除するFAQ

テクニックを知っても最後はメンタルがブレーキをかけます。

本当に高く売ってもいいのかという不安に答えます。

初心者が抱えるマインドブロックを解除していきましょう。

実績がないのに最初から高く売ってもいいの?

実績がないうちは不安になるのも当然です。

その場合は正規価格で販売する前に無料モニターを募集しましょう。

ただし誰でも彼でも参加させるのではなく条件をつけます。

「必ず感想を書いてくれる人」「顔出しインタビューOKの人」などです。

集まったお客様の声は何よりの信頼の証拠になります。

実績を作ってから自信を持って正規価格でリリースしてください。

あくまで販売前の期間限定として行うのがポイントです。

途中で値上げしたらお客様に怒られない?

全く問題ありません。

むしろ積極的に値上げをしていくべきです。

値上げは最強の販促イベントになるからです。

来月から値上げしますと告知することで駆け込み需要を作れます。

迷っている人の背中を押す強力なきっかけになるのです。

講座の内容をアップデートしたり、特典を追加したりした時。

それが値上げのベストなタイミングです。

既存の受講生には安く買えてよかったという優越感も与えられます。

返金保証をつけるのが怖いのですが?

高額講座の場合はつけた方が成約率が上がります。

満足できなければ全額返金という保証は自信の表れです。

購入者はそこまで言うなら大丈夫だろうと安心します。

返金ばかりされたらどうしようと心配になるかもしれません。

 

しかし実際には返金請求をしてくる人はごく僅かです。

真面目に作った講座なら1%以下であることがほとんどです。

返金リスクよりも成約率アップのメリットの方が遥かに大きいです。

ただし冷やかしを防ぐために課題を提出した人のみ等の条件はつけましょう。

価格はあなたの覚悟の表れである

価格設定に正解はありません。

しかし安易な安売りはあなた自身を苦しめるだけではありません。

あなたの講座の価値を下げ、受講生の本気度も下げてしまいます。

自信を持って適正価格をつけ、それに見合う価値を提供すること。

それがプロの講師としての責任であり、覚悟です。

「高いお金を払ってでもあなたから学びたい」

そう言ってくれるお客様を大切にすることが息の長いビジネスになります。

そしてその覚悟を形にするために信頼できるプラットフォームを選んでください。

最高の学習環境を用意することもプロとしての重要な仕事です。

ここで学びたいと思わせる環境があればお客様は対価を支払います。

高単価でも売れるプラットフォームの選び方については以下の記事で解説しています。

あなたの価値を正当に評価してくれる場所を見つけてください。

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