オンライン講座の決済方法おすすめ5選!手数料比較と入金確認を自動化する仕組み

オンライン講座の決済方法おすすめ5選!手数料比較と入金確認を自動化する仕組み
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オンライン講座を作っていざ販売しようとした時、必ずぶつかる壁。

それはどうやってお客様からお金を受け取るかという問題です。

コンテンツの中身を作ることに集中していて忘れがちな部分です。

しかしお金の受け渡しはビジネスの根幹に関わる重要な要素です。

 

個人でビジネスをする場合、銀行振込だけではお客様に不便をかけます。

「クレジットカードは使えないの?」と聞かれることも多いでしょう。

「PayPayは導入できる?」

「手数料はいくらかかる?」

調べれば調べるほど専門用語も多くて疑問は尽きないはずです。

また決済方法選びを間違えると恐ろしい事態に陥ります。

入金確認やメール送信などの手動作業に忙殺されるのです。

せっかく講座が売れても事務作業ばかりでは本末転倒です。

 

クリエイティブな時間を確保するために仕組み化は必須です。

この記事では個人でも導入しやすい決済サービスを厳選しました。

手数料の比較から導入の難易度まで初心者にもわかりやすく解説します。

さらに面倒な入金確認と受講案内を完全自動化する方法も紹介します。

この記事を読めばあなたは決済の悩みから完全に解放されます。

そして安心して最高の講座作成に集中できるようになるでしょう。

この記事を書いた人

北岡ひろき(@kitaokahiro)

最新のAIツールの使い方を紹介する『ウェブのおと』とYouTubeチャンネルを運営。AI・マーケティングツールをわかりやすく紹介。これまで利用したAIツールは100種以上。SEOが大好きなマーケッター。元システムエンジニア。あなたにぴったりのAIツールを紹介します。

銀行振込だけではダメ?オンライン講座にクレカ決済が必須な3つの理由

まずは基本としてなぜ銀行振込だけではビジネスが回らないのか。

オンライン講座においてクレジットカード決済が絶対に必要な理由を解説します。

これは単なる利便性の問題ではなく売上に直結する重要な戦略です。

今すぐ見たいという購入意欲を逃さない

動画講座を買う人はモチベーションが最も高い時に購入ボタンを押します。

この悩みを今すぐ解決したいという強い衝動があるからです。

その瞬間に動画が見られることが顧客満足度を高める最大の要因です。

しかし銀行振込の場合はどうしてもタイムラグが発生してしまいます。

 

「振込先を確認してATMやネットバンキングで操作して…」

この一連の手間を感じた瞬間にお客様の熱は冷めてしまいます。

面倒だと感じた瞬間に購入自体をやめてしまう可能性が高いのです。

これをマーケティング用語でカゴ落ちと呼び最大の機会損失です。

クレジットカード決済ならその場で購入が完了し、すぐに学習できます。

このスピード感があなたの講座の成約率を大きく左右するのです。

銀行振込は事務作業の負担が大きすぎる

銀行振込のみで対応する場合、あなたは毎日通帳を記帳せねばなりません。

ネットバンキングだとしても毎日ログインして確認が必要です。

誰から入金があったかを確認し、注文者名と照らし合わせる作業です。

時には家族の名前で振り込まれていて誰かわからないこともあります。

 

そんな時は一人ひとりにお客様に問い合わせメールを送る必要があります。

また入金確認後に手動でお礼メールや動画URLを送る作業も発生します。

販売数が月に数件なら良いですが数十件になると対応しきれなくなります。

土日祝日は銀行の入金確認ができないこともトラブルの原因になります。

振り込んだのに連絡が来ないというクレームに繋がるからです。

分割払いが高単価商品を売れやすくする

数万円するような本格的な講座の場合、一括払いが難しい人もいます。

本当は受講したいけれど今すぐ数万円を出すのは厳しいという場合です。

銀行振込では基本的に一括払いしか受け付けることができません。

 

しかしクレジットカード決済なら購入者側で分割払いを選択できます。

また決済システム側で3回払いなどを設定できる機能もあります。

支払いのハードルを下げることで高単価な講座でも購入されやすくなります。

月々数千円の支払いなら学生や主婦の方でも受講できるかもしれません。

お客様の財布事情に寄り添うことが結果として売上アップに繋がります。

個人で導入できる代表的な決済方法とサービス5選

個人事業主やフリーランスでも審査が通りやすく導入しやすいサービスです。

それぞれの特徴と手数料を知り、自分のビジネスに合うものを選びましょう。

ここでは特に代表的な5つのサービスについて詳しく解説します。

Stripe

Stripeは現在世界中で最も利用されている決済代行サービスの一つです。

開発者でなくても導入しやすく手数料も3.6%と業界最安水準です。

初期費用や月額固定費がかからず、売れた分だけ手数料を払う仕組みです。

そのためまだ売上が少ない初期の段階でもリスクなく導入できます。

審査も非常に早く早ければ登録したその日から決済を受け付けられます。

 

面倒な書類の郵送なども不要で全てオンラインで完結するのが魅力です。

入金サイクルも「週払い」などが選べて早く個人の強い味方です。

ただしこれ単体では「決済リンク」を作るだけなので工夫が必要です。

動画を自動で配信する機能はないため別のツールとの連携が前提となります。

Stripe

PayPal

PayPalも世界中で使われている、非常に有名な決済サービスです。

特に海外の受講生がいる場合、PayPal決済は必須と言えるでしょう。

アカウントを持っている人が多いため住所入力の手間などが省けます。

IDとパスワードだけで決済できる手軽さは購入率アップに貢献します。

またクレジットカードを持っていない人でも利用できるのが強みです。

 

銀行口座を登録していればそこから引き落としができるからです。

これによりカードを持たない層も顧客として取り込むことができます。

ただし近年はデジタルコンテンツ販売に対する審査が厳しくなっています。

突然アカウントが凍結されるリスクもあるため規約をよく読みましょう。

Stripeの予備としてサブの決済手段として導入するのが賢い方法です。

PayPal

Square

スマホやタブレットをPOSレジのように使える便利なサービスです。

小さな白い端末をスマホに挿して対面決済をするCMを見たことはありますか。

あのサービスを提供しているのがSquareです。

オンライン決済だけでなく対面でのカード決済にも対応しています。

 

ワークショップやセミナーなどリアルな場での集金がある人に向いています。

オンライン請求書をメールで送る機能もあり、個別のやり取りに便利です。

「来週のレッスン料です」とメールを送り、カードで払ってもらう形です。

入金サイクルが最短翌日というのも資金繰りには嬉しいポイントです。

実店舗や対面サービスを持っている講師には最強のツールと言えます。

Square

MOSH

スマホ一つで予約ページの作成から決済まで完結する国内サービスです。

クリエイターの個性を活かしたおしゃれなページが簡単に作れます。

Zoomを使ったオンラインレッスンの予約販売などに特化しています。

カレンダーで空き状況を見せて予約と同時に決済をしてもらう仕組みです。

 

月額サブスクリプションの機能もあり、オンラインサロン運営にも使えます。

手軽ですが動画講座(アーカイブ配信)の販売には機能が物足りません。

あくまでサービス販売向けであり、コンテンツ販売には不向きです。

動画データをアップロードして自動で見せる機能が弱いからです。

MOSH

ココナラ・Udemy

決済システムを自分で導入するのではなくプラットフォームに出品する方法です。

決済周りの面倒な手続きや審査は全て運営会社が代行してくれます。

あなたはただ商品を登録するだけですぐに販売を開始できます。

特定商取引法による住所公開もプラットフォーム側が代行してくれます。

 

その代わり手数料は20%〜数10%と非常に高くなるのがデメリットです。

Udemyの場合、セール時には売上の大半が手数料として引かれます。

集客力はありますが利益率は低くなることを覚悟する必要があります。

まずはここで実績を作り、徐々に自社販売へ移行するのも一つの戦略です。

決済サービス単体だけでは自動化ができない

ここで多くの初心者が陥りがちな落とし穴について解説します。

StripeやPayPalのアカウントを作っただけでは講座ビジネスは回りません。

なぜなら決済はあくまでお金を受け取るだけの機能だからです。

商品を渡すというプロセスはまた別の問題として残っています。

決済完了後の商品の渡し方を考えていますか?

Stripeで決済リンクを作り、SNSやブログに貼って販売したとします。

お客様が決済を完了した後、どうやって動画講座を渡すのでしょうか。

多くの人はStripeからの通知メールを見て手動で購入者にメールを送ります。

「ご購入ありがとうございます。動画の視聴URLはこちらです」という作業です。

 

これでは夜中に購入された場合、翌朝までお客様を待たせることになります。

お客様はお金を払ったのに商品が届かないと不安になります。

これでは銀行振込の手間とあまり変わらず、自動化とは言えません。

またメールアドレスの入力ミスなどで商品が届かないトラブルも起きます。

そのたびに問い合わせ対応に追われることになり、精神的にも疲弊します。

パスワードの使い回しや流出のリスク

手動でYouTubeの限定公開などのURLを送る方法には大きなリスクがあります。

そのURLやパスワードが購入者以外に共有されてしまう可能性があるのです。

一度流出してしまうと誰でも無料であなたの講座が見られるようになります。

SNSで拡散されてしまえばあなたの収益はゼロになってしまいます。

そもそもYouTubeにアップロードした動画を販売するのは規約的にもNGです。

最悪アカウントBANになることもあります。

知らずにやっている人は結構多いですが、、、

 

WordPressで会員サイトを作るのも管理コストやセキュリティ対策が大変です。

ハッキングされて個人情報が流出するリスクも考えなければなりません。

サブスクの解約処理が大変

オンラインサロンなどで月額課金を導入した場合、さらに管理が複雑になります。

毎月の課金はStripeが自動でやってくれますが解約時はどうでしょうか。

お客様から解約の申し出があったらまずは決済を止めなければなりません。

さらに会員サイトからも削除して見られないようにする手続きが必要です。

 

この2つの作業をタイミングよく正確に行う必要があります。

もし忘れてしまうと解約したのに来月も引き落とされたとクレームになります。

逆に決済が止まっているのに会員サイトが見られる状態も防がねばなりません。

決済と会員管理が連動していないと運営の負担は雪だるま式に増えます。

会員数が増えれば増えるほどこの手動管理は限界を迎えます。

決済機能付きの講座プラットフォームなら全て解決する

決済の導入と商品受け渡しの自動化。

そして会員管理の効率化。

この全ての課題を一発で解決するのがオールインワン型の講座プラットフォームです。

これを使えばあなたは面倒な事務作業から完全に解放されます。

teachableなどのツールを使うメリット

teachableやThinkificといったツールは動画配信と決済機能が一体化しています。

Stripeなどの決済システムと裏側で連携し、全てを自動化してくれます。

お客様がクレジットカード情報を入力し、購入ボタンを押した瞬間。

システムが自動で会員アカウントを発行し、動画が見られるページへ案内します。

あなたは寝ていてもシステムが勝手に集金し、商品を納品してくれるのです。

 

これこそがオンライン講座ビジネスにおける不労所得の仕組みです。

あなたが旅行に行っている間もシステムが24時間働き続けてくれます。

機会損失もなくなり、お客様を待たせることもありません。

購入者限定のマイページが自動で作られる

購入者は自分専用のマイページ(会員サイト)を持つことができます。

そこには購入した講座だけが表示され、進捗状況も保存されます。

「どこまで見たっけ?」と迷うことなくスムーズに学習を再開できます。

IDとパスワードで厳重に管理されるためURLの流出リスクもありません。

 

不正ログインを検知する機能なども備わっており、セキュリティも万全です。

またちゃんとしたスクールに入会したという満足感も与えられます。

Googleドライブで動画を渡されるのとでは信頼感が全く違います。

顧客体験を高めることは次の商品の購入にも繋がります。

アップセル・クロスセルで客単価を上げる

プラットフォームには売上を最大化するための機能も備わっています。

決済画面で「ご一緒にこちらの資料もいかがですか?」と提案する機能です。

これをオーダーバンプやアップセルと呼びます。

例えば動画講座を買う人にサポート権利を追加で販売するなどです。

これにより一人あたりの購入単価を自然に上げることができます。

 

また既存の会員に対して新しい講座をメールで案内することも簡単です。

すでにカード情報を登録している会員はワンクリックで購入が可能です。

決済のハードルを極限まで下げることでリピート購入を促進できます。

国内決済への対応状況と手数料

「海外ツールだと日本のカードが使えないのでは?」と不安になるかもしれません。

しかしteachableなどはStripeと連携するため日本のカードも問題なく使えます。

VISA、MastercardはもちろんJCBカードにも対応させることが可能です。

表記を日本語にできるツールを選べば購入者が迷うこともありません。

 

手数料もStripeの手数料+プラットフォームの手数料だけで済みます。

ココナラなどで20%の手数料を取られるよりはるかに利益が残ります。

売上が大きくなればなるほどこの手数料の差は大きな金額になります。

長期的にビジネスをするなら独自プラットフォームが最も経済的です。

導入前に知っておきたい特定商取引法などの法律知識

個人であってもネットで有料商品を販売する以上、法律を守る必要があります。

知らなかったでは済まされない、最低限のルールを確認しましょう。

ここを疎かにすると決済サービスの審査に通らないこともあります。

特定商取引法に基づく表記とは

通信販売を行う場合、販売者の氏名、住所、電話番号などを公開する義務があります。

これはトラブルが起きた時に消費者を守るための法律です。

どこの誰が売っているかわからない商品は怖くて誰も買えません。

隠して販売すると法律違反になり、最悪の場合は業務停止命令が出ます。

 

Stripeなどの審査でもサイト内にこの表記があるか必ずチェックされます。

自宅住所を公開したくないという人はバーチャルオフィスの利用を検討しましょう。

月額数百円で借りられる住所でも法的に問題なく記載できます。

プライバシーを守りつつ、法律を遵守するための賢い方法です。

インボイス制度への対応

2023年から始まったインボイス制度についても考慮が必要です。

もしあなたが課税事業者なら適格請求書(インボイス)の発行が求められます。

購入者が経費で落としたい場合、インボイスがないと困るからです。

teachableなどのプラットフォームには領収書発行機能があります。

設定画面で登録番号を入力すればインボイス対応の領収書を自動発行できます。

手動で領収書を作成してメールで送る手間も全て省くことができます。

プライバシーポリシー

購入者の氏名やメールアドレスなどの個人情報をどう扱うかを宣言するものです。

「第三者には提供しません」「厳重に管理します」といった内容を書きます。

テンプレートはネット上にたくさんあるのでそれを参考に作成しましょう。

しっかりとした表記があることで購入者からの信頼度も上がります。

 

特に海外のツールを使う場合、GDPR(EU一般データ保護規則)への対応も重要です。

主要なプラットフォームはこれらに準拠しているため安心して利用できます。

自分で一からサイトを作るとこうした法対応も全て自分で行う必要があります。

ツールを使うことは法的なリスクヘッジにも繋がるのです。

手数料を安く抑えるための賢い戦略

最後に気になる手数料についてもう少し深掘りしましょう。

決済手数料は売上の一部を確実に削っていくコストです。

これをいかに抑えるかが手元に残る利益を最大化する鍵となります。

プラットフォーム手数料と決済手数料の違い

オンライン講座販売にかかる手数料には大きく分けて2種類あります。

一つは決済手数料でStripeなどの決済会社に支払うものです。

これは通常3.6%程度でどのツールを使っても大差はありません。

 

もう一つはプラットフォーム手数料で販売場所に支払うものです。

Udemyなどのマーケットプレイス型はここが非常に高く設定されています。

一方、teachableなどのSaaS型は月額料金を払う代わりにここが安くなります。

売上が月に数万円を超えてきたら月額プランに加入した方がお得になります。

手数料より成約率を見るべき理由

初心者はどうしても目先の手数料の安さだけでツールを選びがちです。

月額無料だからという理由で使いにくいツールを選んでしまうのです。

しかし本当に見るべきなのは成約率(コンバージョン率)です。

使いにくい決済画面や怪しい見た目のサイトではお客様は離脱します。

手数料が1%安くても購入してくれる人が半分になったら意味がありません。

 

信頼できるデザイン、スムーズな決済体験を提供できるツールを選びましょう。

teachableなどは購入されやすいデザインが研究し尽くされています。

多少のコストをかけてでも売れる仕組みを使う方が結果的に利益は増えます。

ビジネスを成長させるためにはこの投資の視点が不可欠です。

自動化できる決済方法を選んで講座の中身に集中しよう

ここまでオンライン講座の決済方法について詳しく解説してきました。

お金を受け取るだけなら銀行振込やPayPay送金でも可能です。

しかしビジネスとして講座を販売し、自動で収益が上がる仕組みを作りたいなら。

決済と動画配信が連動した仕組みを選ぶことが何よりも重要です。

手動での入金確認やメール送信はあなたの貴重な時間を奪うだけです。

Stripeなどの決済サービスとteachableなどのプラットフォームを組み合わせる。

これが個人のオンライン講座ビジネスにおける正解の形です。

 

面倒な事務作業は全てツールに任せてあなたは最高のコンテンツ作りに集中しましょう。

あなたの知識を待っている受講生のために快適な学習環境を用意してあげてください。

おすすめのプラットフォームについては以下の記事で詳しく比較しています。

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