オンライン講座の集客がうまくいかない本当の理由|自動で売れる仕組みを構築するマーケティング全技術

オンライン講座の集客がうまくいかない本当の理由|自動で売れる仕組みを構築するマーケティング全技術
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魂を込めて作ったオンライン講座が全く売れないという現実。

リリースすれば申し込みが殺到すると夢見ていたのに反応がない。

閑古鳥が鳴く管理画面を見て絶望感に打ちひしがれていませんか。

あなたはカリキュラムを練り上げ、動画撮影に何日も費やしました。

編集作業で徹夜をし、これ以上ないほどの自信作を完成させたはずです。

 

しかしいざ蓋を開けてみると売れるどころかアクセスすらない。

内容が悪かったのだろうかと自分を責めてしまうかもしれません。

もっと安くしないと売れないのかと値引きを考える。

ですが断言します。

あなたの講座が売れないのは中身のせいではありません。

それは人を集めて商品を売るための仕組みが存在しないからです。

多くの職人気質の講師が陥る残酷な罠があります。

良いモノを作れば自然と客が集まり飛ぶように売れるという幻想です。

しかしビジネスの世界においてこれは真っ赤な嘘です。

 

砂漠のど真ん中に世界一美味しい三ツ星レストランを建てたとして。

地図にも載っておらず看板もなければ誰一人として辿り着けません。

味を知ってもらう以前に店の存在すら気付かれないまま閉店します。

今のあなたの講座はまさにこの砂漠のレストランと同じ状態です。

 

人を連れてきて魅力を伝え、財布を開いてもらう。

この一連の流れを設計することこそが集客の本質であり科学です。

センスや才能ではなく正しい手順で組み立てれば誰でも再現可能です。

SNSでたまに告知をして運良く売れるのを待つのは止めましょう。

この記事ではオンライン講座を自動で売る仕組みの作り方を解説します。

 

SNSでの認知からメルマガでの教育、LPでの販売まで。

これら全てを一本の線で繋ぎ、自動化するファネル戦略を公開します。

読み終わる頃にはなぜ今まで売れなかったのかが痛いほど分かるでしょう。

そして明日から何をすべきかが明確になり、希望が見えてくるはずです。

集客という暗いトンネルを抜け出し、光の差す場所へ向かいましょう。

この記事を書いた人

北岡ひろき(@kitaokahiro)

最新のAIツールの使い方を紹介する『ウェブのおと』とYouTubeチャンネルを運営。AI・マーケティングツールをわかりやすく紹介。これまで利用したAIツールは100種以上。SEOが大好きなマーケッター。元システムエンジニア。あなたにぴったりのAIツールを紹介します。

なぜあなたの講座には人が集まらないのか?3つのボトルネック

解決策を学ぶ前にまずは現状の病巣を特定する必要があります。

なぜあなたの講座には申し込みが入らないのでしょうか。

運が悪かったで片付けていては一生改善することはできません。

集客に失敗するケースには共通する3つの壁が存在します。

顧客が購入に至るまでにはこの3つの壁を乗り越える必要があります。

あなたのビジネスがどこで詰まっているのか冷静に分析しましょう。

圧倒的に知られていないという認知の壁

一番多くかつ致命的な原因がこれです。

単純にあなたの講座の存在が世の中に知られていません。

「毎日SNSで発信している」「ブログも書いている」と言うかもしれません。

しかし今のインターネットは情報爆発の時代です。

1分間に投稿されるコンテンツの量は人間が一生かけても読めない量です。

その中であなたの発信は広大な宇宙に浮かぶチリのようなものです。

数回告知したくらいで全員に伝わったと思ってはいけません。

 

フォロワーのタイムラインは一瞬で流れ去り、誰も見ていないのが現実です。

また厳しいことを言いますが誰もあなたの宣伝なんて見たくありません。

スマホを見ている人は自分の暇つぶしか悩みの解決策を探しています。

そこへ私の講座を買ってくださいという売り込みが流れてくる。

興味を持つどころか邪魔な広告として無意識にスルーされています。

認知を獲得するには徹底的なギブが必要です。

相手にとって有益な情報を出し続けて初めて存在を認識されます。

信用されていないという心理の壁

運良く認知され、あなたの発信を見てもらえたとしましょう。

それでも申し込みが入らないのは心理的なブロックがあるからです。

オンライン講座という商品は形がなく手に取って確認できません。

しかも販売しているのはネット上のよく知らない個人です。

 

顧客の頭の中は不安と警戒心でいっぱいです。

「この人は本当に信用できるのか」

「詐欺ではないか」

「お金を払ってもし内容が薄かったらどうしよう」

人間には利益を得たい欲求よりも損をしたくない感情が強く働きます。

これを行動経済学で損失回避の法則と呼びます。

どんなに素晴らしいカリキュラムでも不安が1ミリでもあれば買いません。

 

多くの講師はこの信頼構築のプロセスを飛ばしてしまいます。

出会ってすぐに結婚してくださいとプロポーズしているようなものです。

まずは時間をかけて対話し、相手の不安を一つずつ消す必要があります。

この人の言うことなら間違いないと思わせる教育期間が不可欠です。

手続きが面倒くさいという行動の壁

信頼も獲得し、買いたいと思ってもらえたとします。

しかし最後の最後で顧客を逃してしまうケースが後を絶ちません。

それは申し込みや決済の手順が面倒くさい場合です。

申し込みフォームの入力項目が多すぎて途中で嫌になる。

決済方法が銀行振込しかなくネットバンキングを開くのが手間。

スマホで見た時に文字が小さくて読みづらい。

たったこれだけの理由で人は購入ボタンを押すのを止めます。

 

買いたいという情熱は生もののように鮮度が落ちやすい感情です。

少しでもストレスを感じた瞬間に熱は冷め冷静になります。

「やっぱり今はいいか」「後でやろう」と思われたらもう戻ってきません。

スムーズにストレスなく決済まで完了できる導線を敷くこと。

穴の空いたバケツに水を注ぎ続けるような努力を止めるには穴を塞ぐことです。

集客のゴールは販売ではない リスト獲得

では具体的にどのような戦略を立てればいいのでしょうか。

ここでこれまでの集客の常識を捨ててください。

SNSやブログのゴールを直接講座を売ることにしてはいけません。

見ず知らずの人にいきなり数万円の商品を売るのは不可能です。

 

集客の第一のゴールは見込み客リストの獲得に設定します。

つまりメールアドレスやLINE公式アカウントへの登録を促すのです。

なぜ直接販売してはいけないのでしょうか。

それはSNSやブログなどの待ちの媒体では教育ができないからです。

相手がいつ投稿を見るか分からず、情報の順番もコントロールできません。

 

一方でメールやLINEは攻めの媒体です。

こちらのタイミングで好きな情報を好きな順番で届けられます。

この環境に連れてくることさえできればじっくりと信頼関係を築けます。

またプラットフォームに依存するリスクも考えなければなりません。

もし明日、あなたのXやInstagramが凍結されたらどうしますか。

フォロワーという資産は一瞬で消え去り、ビジネスは停止します。

これは他人の土地で商売をさせてもらっている危うい状態です。

 

しかしメールアドレスという顧客リストを持っていれば安心です。

万が一SNSがなくなってもメールを送ればいつでもセールスができます。

江戸時代の商人は火事になったら真っ先に顧客台帳を持って逃げました。

店が燃えても顧客リストさえあればまた商売ができるからです。

現代のオンライン講座ビジネスも全く同じです。

いかに濃い見込み客のリストを集めるか。

これが勝負の分かれ目です。

SNSとブログで見込み客の川を作る

リストを集めるためにはまず入り口となるアクセスが必要です。

ここで活用するのがSNSとブログです。

それぞれの特性を理解し、見込み客が流れる川を作りましょう。

SNS(X・Instagram)の役割と自動化

XやInstagramは拡散力が強く即効性のある媒体です。

いいねやリポストによってあなたの存在が広く知れ渡ります。

しかしSNS集客には大きな落とし穴があります。

それは投稿し続けなければアクセスが止まってしまうことです。

 

毎日ネタを考え、画像を作り、コメント回りをする。

この労働集約型の運用に疲れ果て多くの人が挫折します。

講座作りや生徒へのサポートに時間を使いたいのにSNSに忙殺される。

これでは本末転倒ですし、精神的にも持ちません。

 

そこで導入すべきなのがSNS運用を効率化するツールです。

週末にまとめて1週間分の投稿を作り、予約設定をしておきます。

あとはツールが指定した時間に勝手に投稿してくれます。

またどんな投稿が反応が良いかを分析する機能も重要です。

感覚ではなく数字で改善することでフォロワーの伸びが加速します。

さらに最近ではAIが投稿文や画像を作成してくれる機能もあります。

これらを活用すれば1日30分の作業で運用を回すことも可能です。

あなたの時間を守るためにもツールの力を借りましょう。

おすすめのSNS運用ツール6選を徹底解説

ブログの役割と資産化

SNSが攻めならブログは守りの集客媒体です。

検索エンジンから悩みを持った質の高いユーザーを集めてくれます。

例えば「オンライン講座 作り方」と検索する人は意欲が高いですよね。

ブログ記事は一度書けば24時間365日、検索され続けます。

あなたが寝ている間も記事が勝手に見込み客を集めてくれるのです。

 

SNSのように毎日更新する必要がなく資産として積み上がります。

理想はSNSで拡散して認知を広げ、ブログで深い情報を提供する形です。

そしてブログ記事の最後でメルマガ登録を促します。

この二つの媒体を組み合わせることで安定したリスト獲得が実現します。

登録率を劇的に上げるリードマグネットの作り方

アクセスを集めてもただメルマガに登録してと言うだけでは不十分です。

今の時代、不要なメールを受け取りたい人なんて一人もいません。

メールアドレスという個人情報を提供してもらうには対価が必要です。

そこで用意するのがリードマグネットです。

いわゆる無料プレゼントのことです。

 

「登録してくれたらこの有料級のコンテンツを差し上げます」と提案します。

ここで重要なのは本当に有料で売れるレベルのものを用意することです。

どうせ無料だからと手抜きのPDFを配っても逆効果になります。

「無料なのにこんなに凄いの?」という感動が信頼を一気に高めます。

効果的なリードマグネットの例

完全攻略ガイドブック(PDF): ノウハウを体系的にまとめた電子書籍。

動画セミナー: 30分程度で特定の悩みを解決する講義動画。

チェックリスト: 作業手順や確認事項をまとめた便利なシート。

テンプレート: 穴埋めするだけで成果物ができる雛形。

ターゲットが今すぐ解決したい悩みの痛み止めになるものが最適です。

これを用意することでLP(登録ページ)の反応率は数倍に跳ね上がります。

ステップメールで信頼を自動で積み上げる

リストを獲得したらいよいよ教育のフェーズに入ります。

ここがオンライン講座が売れるかどうかの最大の山場です。

登録してくれた読者に対してステップメールを配信します。

ステップメールとは予め用意したメールを順番に送る仕組みです。

登録直後に1通目、翌日に2通目、と自動で配信されます。

この機能を使い、7日間から10日間かけて読者の心理を動かします。

これをDRM(ダイレクト・レスポンス・マーケティング)と呼びます。

売れるステップメールのシナリオ構成例

1通目(登録直後):お礼とプレゼント配布

まずは約束通り特典を渡します。

返報性の原理で好意を持たれます。

2通目(翌日):自己紹介と理念

なぜこの講座をやっているのか、過去の挫折や想いを語り共感を得ます。

3通目~5通目(教育):ノウハウの提供と敵の提示

役立つ情報を教えつつ、既存の常識の間違いを指摘します。

「そのやり方では失敗しますよ」と気付かせ、あなたの手法の正当性を説きます。

6通目(予告):解決策の提示

「実は近々、これらを全て解決する講座を募集します」と予告します。

期待感を高め心の準備をしてもらいます。

7通目(販売):オファー(募集開始)

講座の詳細を案内し、申し込みを受け付けます。

 

この一連の流れを一人一人手動で送るのは不可能です。

今日登録した人にも1年前に登録した人にも同じ熱量で語る。

それを実現するのがメール配信システム(メルマガスタンド)です。

到達率が高くステップメール機能が充実したシステムを選びましょう。

これさえセットしてしまえばあなたは寝ていても教育が行われます。

 

読者はメールを読むたびにあなたへの信頼を深めていきます。

そして7通目が届く頃には売ってくださいという状態になっているのです。

おすすめのメール配信システムについては以下の記事で比較しています。

おすすめのメール配信システム(メルマガスタンド)5選を徹底比較

成約率を最大化するLPとウェビナー

教育が完了した読者を最後に案内するのが販売ページです。

ここで使うのがLPやウェビナーです。

最後のひと押しをする場所であり、ここがショボいと全てが水の泡です。

心を動かすLPの鉄則

LPは縦長の1枚もののWebページです。

ここで重要なのは綺麗なデザインよりもコピーライティング(言葉)です。

読者はデザインにお金を払うのではなく得られる未来にお金を払います。

 

以下の要素を必ず盛り込んでください。

キャッチコピー: 一瞬で興味を惹く強力な見出し。

共感: 「こんな悩みありませんか?」と寄り添う。

ベネフィット: 講座を受けるとどうなれるのか、理想の未来を見せる。

証拠: 実績、お客様の声、データなどで信頼させる。

オファー: 価格、特典、保証などの取引条件。

 

特にお客様の声と保証(返金保証など)は強力です。

これがあるだけで購入への心理的ハードルは劇的に下がります。

しかしLPを自作するのは技術的に難しいと感じるかもしれません。

外注すれば数十万円かかりますがツールを使えば自分で作れます。

パズルのようにパーツを組み合わせるだけで売れる構成のLPが完成します。

スマホ対応も自動でデザインセンスも不要です。

 

AIが文章を考えてくれる機能付きのツールも登場しています。

LP作成におすすめのツールはこちらの記事で紹介しています。

おすすめランディングページ(LP)作成ツール11選を徹底比較

高額商品を売るならウェビナーを開催する

もしあなたの講座が5万円を超える高額商品ならLPだけでは弱いです。

文章と写真だけではどうしても伝えきれない熱量があるからです。

その場合はZoomなどを使ったウェビナーを挟みましょう。

ステップメールのゴールをウェビナーへの参加にします。

そしてリアルタイムで講義を行い、その場で講座を販売します。

生の言葉で語りかけ、質問に答えることで信頼度はMAXになります。

 

この先生から直接教わりたいと思わせることができるのです。

ウェビナーの開催方法や当日の運営テクニックについては別記事で解説しています。

こちらも合わせて読み、販売の選択肢を広げてください。

オンライン講座の開催方法|失敗しないZoom設定から動画販売で稼ぐ仕組みまで全手順を公開

もし売れなくても大丈夫 数字で改善するテストマーケティング

ここまで完璧に仕組みを作っても最初は思うように売れないかもしれません。

しかしそこで落ち込む必要は全くありません。

ファネルの素晴らしい点はどこが悪いかが数字で見えることです。

LPの登録率が悪いならヘッドラインや特典を変えてみる。

メールの開封率が低いなら件名を工夫してみる。

メール内のリンククリック率が低いなら本文の内容を見直す。

最後の成約率が悪いなら価格やオファーを調整する。

 

このように各工程を数字で管理し、ボトルネックを潰していけばいいのです。

これをPDCAサイクルを回すと言います。

一発で大ホームランを打とうとせず、ヒットを打ちながら修正します。

改善を繰り返せば必ず売れる勝ちパターンが見つかります。

一度そのパターンができればあとは広告費をかけてアクセスを増やすだけです。

1万円の広告費で3万円の講座が売れるならいくらでも広告を出せます。

ここまで来れば集客の悩みは完全に消滅し、売上の桁が変わります。

感情ではなく数字でビジネスを管理する。

これがプロのやり方です。

ツールを味方につけて自動販売機を完成させよう

オンライン講座の集客について仕組み化の全貌をお伝えしました。

非常に長い道のりに感じたかもしれませんがやるべきことは明確です。

SNSとブログでアクセスを集める。

魅力的なプレゼントでリストを獲得する。

ステップメールで価値提供と信頼構築を行う。

LPやウェビナーで商品を販売する。

 

この黄金ルートを構築すればあなたは集客の奴隷から解放されます。

あなたが寝ている間も遊んでいる間もシステムが働き続けます。

見込み客を集め教育し、販売し、決済完了の通知を届けてくれます。

これは夢物語ではなくツールを使えば個人でも実現可能な現実です。

SNS運用ツール、メール配信システム、LP作成ツール。

 

これらはあなたのビジネスを支える頼もしい営業スタッフです。

月々わずかな投資で24時間文句も言わずに働いてくれます。

全てを一人で手動でやろうとするのは今日で終わりにしましょう。

文明の利器を使いこなし、あなたは人間にしかできないことに集中してください。

それは講座の中身を磨き、生徒一人一人と向き合うことです。

 

まずは自分に足りないツールを導入することから始めましょう。

一つずつ歯車を噛み合わせていけば必ず巨大な自動販売機が完成します。

あなたの素晴らしい講座が必要としている人の元へ届くことを願っています。

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