make(旧Integromat)の使い方・始め方を徹底解説
- 2024.11.13
- マーケティング
ノーコードで様々なツールと連携し自動化できるmake。
makeを始めようと考えている人にとって最初の操作方法がわからない部分があると思います。
特に導入フローや各機能の目的が分からなくて困っている人もいるでしょう。
そんな人向けに図解を使って丁寧に説明しました。
この記事を参考にすればスムーズに導入できるでしょう。
ぜひ活用いただければと思います。
今回はmakeの使い方・始め方を解説します。
今回の内容は動画でも解説しています。 他の内容について動画を配信しているのでぜひチャンネル登録して他の動画もご覧ください。北岡ひろき(@kitaokahiro)
makeの使い方・始め方
アカウント作成
makeの公式サイトにアクセスします。
「Get started free」をクリックします。
会員情報を入力します。
入力する項目は次の通り
メールアドレスを入力 | |
Password | パスワードを入力 |
Name | 名前を入力 |
Country | 「Japan」を選択 |
Hosting Region | 「US」または「EU」を選択 |
全ての項目の入力ができたら「Sign up for FREE」をクリックします。
アカウントの作成が完了しました。
メール認証を行います。
「Verify email」をクリックします。
サインインします。
「メールアドレス」と「パスワード」を入力し「Sign In」をクリックします。
アンケートに記入します。
「Send」をクリックします。
makeのダッシュボードに移動します。
makeでアカウントを作成する方法は『makeを無料体験する方法』の記事をご覧ください。
アップグレード
プランのアップグレードをします。
「Upgrade」をクリックします。
プランを選択します。
Annual(年額)またはMonthly(月額)を選択。
今回はProプランの「Upgrade」をクリックします。
makeのプラン毎の毎の価格と機能については『makeの価格・料金』の記事をご覧ください。
「Select payment method」をクリックします。
「Proceed to payment」をクリックします。
支払い情報を入力します。
項目は次の通り
カード情報 | 「カード番号」「有効期限」「セキュリティコード」を入力 |
カード所有者名 | カードの名義人を入力 |
国または地域 | 「日本」を選択 |
情報を入力したら申し込みをします。
「申し込む」をクリックします。
以上でアップグレードができました。
makeをアップグレードする方法は『makeをアップグレードする方法』の記事をご覧ください。
ログイン
makeの公式サイトにアクセスします。
右上の「Sign in」をクリックします。
ログイン情報を入力します。
「メールアドレス」と「パスワード」を入力。
「Sign in」をクリックします。
makeにログインできるとダッシュボードに移動します。
以上でmakeへログインができました。
makeにログインする方法は『makeにログインする方法』の記事をご覧ください。
makeとは
makeはノーコードで様々なツールと連携し自動化できるツール。
makeはコーディングの知識がなくてもさまざまなアプリケーションやサービスを自動的に連携させることができる直感的なワークフローツールです。
以前はIntegromatとして知られておりユーザーは異なるアプリケーション間のデータフローを自動化しビジネスプロセスを簡素化することができます。
makeの最大の特徴は視覚的なインターフェースを使ってアクションやイベントをドラッグ&ドロップで簡単に設定できる点です。
ユーザーはシナリオと呼ばれる自動化フローを作成し複数のアプリケーションをつなげて繰り返し行われるタスクを効率化できます。
たとえばGoogle Sheetsに入力されたデータを自動的に他のアプリケーションに転送したり特定のアクションがトリガーされたときに複数のアプリで同時にタスクを実行することが可能です。
さらにmakeは数百の人気アプリと連携しておりSlack、Google Workspace、Dropbox、Shopifyなどのさまざまなツールを統合することができます。
このような自動化により手作業で行っていたデータ入力や通知などのプロセスが削減され時間の節約と業務の効率化が実現できます。
makeは豊富なカスタマイズ機能も備えており単純なタスクの自動化だけでなく複雑なワークフローの構築も可能です。
ユーザーは条件分岐やループなどの高度な機能を活用してビジネスニーズに合わせた自動化フローを設計することができます。
これにより小規模ビジネスから大規模企業までさまざまな規模の組織がmakeを使って業務を最適化することができるという柔軟性があります。
全体としてmakeはユーザーの負担を減らしビジネスプロセスを効率化するための強力な自動化ツールであり技術的なスキルに依存せず誰でも簡単に利用できる点が大きな魅力です。
makeの機能をまとめると次の通り。
Free | Core | Pro | Teams | |
操作数 | 1,000 | 10,000 | 10,000 | 10,000 |
シナリオ数 | 2 | 無制限 | 無制限 | 無制限 |
シナリオ実行時間[分] | 5 | 40 | 40 | 40 |
シナリオ入力 | × | × | 〇 | 〇 |
ファイルサイズ[MB] | 5 | 100 | 250 | 500 |
チーム作業 | × | × | × | 〇 |
makeは無料体験ができるのでまずは試してみましょう。
makeの価格・料金
makeは操作数によって価格が変動します。
月額払いをした場合の各プラン毎の価格は次の通り
月額 | |
Free | 無料 |
Core | $10.59 |
Pro | $18.82 |
Teams | $34.12 |
それぞれ詳しく説明します。
Free
Freeプランの価格は次の通り
操作数 | 月額 | 年額 |
1,000 | 無料 | 無料 |
Freeプランでは操作数は月間で1,000まで。
シナリオ数は2まで。
操作数はシナリオ内のモジュールが何かしらのアクション(Excelの数式を実行するなど)をする場合にカウントされます。
Core
Coreプランの価格は次の通り
操作数 | 月額 | 年額 |
10,000 | $10.59 | $108 |
Coreプランでは操作数は月間で10,000から。
シナリオ数は無制限。
Pro
Proプランの価格は次の通り
操作数 | 月額 | 年額 |
10,000 | $18.82 | $192 |
Proプランでは操作数は月間で10,000から。
シナリオ数は無制限。
ProプランではCoreまでの機能に加えてシナリオ入力が行えます。
Teams
Teamsプランの価格は次の通り
操作数 | 月額 | 年額 |
10,000 | $34.12 | $348 |
Teamsプランでは操作数は月間で10,000から。
シナリオ数は無制限。
TeamsプランではProまでの機能に加えてチーム作業が行えます。
makeのよくある質問
makeのよくある質問をご紹介します。-
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