【解決策】AI動画で収益化できない5つの原因と対策|YouTubeの最新規約をプロが解説
- 2025.11.14
- AI動画
「AIを使って楽に動画を作り、YouTubeで稼ぎたい…」
そう思って動画投稿を始めたのに一向に収益化の審査に合格しない。
あるいは「AIで作った動画は収益化できないらしい」という噂を耳にしてこれからの活動に大きな不安や焦りを感じていませんか?
その不安な気持ち、非常によく分かります。
ですがご安心ください。
結論から言えば「AI動画だから」という理由だけで収益化できなくなることは絶対にありません。
収益化できない本当の原因はAIそのものではなく、YouTubeの規約に抵触してしまう「低品質なAI動画」を知らず知らずのうちに作ってしまっていることです。
この記事を読めばあなたの動画がなぜ収益化できないのかその具体的な原因が明確に分かります。
さらにどのツールを使ってどう解決すれば良いのかという「実践的な答え」まですべて持ち帰ることができます。
もう、収益化できない理由が分からずに悩み続けるのは終わりにしましょう。
北岡ひろき(@kitaokahiro)
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AI動画が即NGは間違い!YouTubeの公式見解は?
最も重要な大前提として「AIを使って作成した動画だからという理由だけで一律に収益化がNGになる」ということは絶対にありません。
これはYouTube自身が公式に表明している見解です。
YouTubeが問題にしているのは「AIか人間か」という制作手段の違いではありません。
彼らが一貫して見ているのはただ一点。
「そのコンテンツに視聴者にとって価値のある独自性や付加価値があるか?」
ということです。
キーワードは意味のある変更
YouTubeのポリシーに関するページを読むと「意味のある変更や解説が加えられているか」という言葉が繰り返し出てきます。
これは言い換えればこういうことです。
許されていることは
AIを「優秀なアシスタント」として使い動画制作の時間を大幅に短縮すること。
AIが生成した素材をベースにあなた自身の解説や考察、面白い編集を加えること。
許されないことは
AIに「作業を丸投げ」し、あなた自身は何も手を加えず、思考停止で動画を量産すること。
誰が作っても同じになるようなオリジナリティの欠片もない動画を投稿し続けること。
つまりYouTubeのメッセージは非常にシンプルです。
「AIを使って楽をするのは大いに結構。でも視聴者のために頭を使ってちゃんと面白いコンテンツを作ってね」
この大原則さえ理解しておけば何も恐れることはありません。
では具体的にどのような動画が「手を抜いている」と判断されてしまうのか次で詳しく見ていきましょう。
あなたのAI動画が収益化できない5つの理由
YouTubeの基本方針は分かりましたね。
ではそれを踏まえて具体的にどのようなAI動画が「付加価値がない」「低品質だ」と判断されてしまうのでしょうか。
多くの人が陥りがちな収益化できない動画の典型的なパターンを5つご紹介します。
ご自身の動画が当てはまっていないかチェックしてみてください。
テキストの読み上げ動画になっている
Webサイトやブログの記事をそのままコピー&ペーストし、無料のAI音声に淡々と読み上げさせる。
背景にはフリー素材の画像や動画をスライドショー形式で流しているだけ。
これはYouTubeが規約で明確に禁止している「繰り返しの多いコンテンツ」と見なされる典型的な例です。
動画にあなた自身の解説や独自の視点が一切なく、誰が作っても同じ内容になるため視聴者への付加価値が低いと判断されてしまいます。
Hオリジナリティの欠片もない量産型動画になっている
AI動画生成ツールの誰もが使うデフォルト(初期設定)のAIアバターを使い
特徴のない機械的なAI音声で喋らせ、テンプレートをそのまま使っている。
AIツールは非常に便利ですが何も工夫しないと他のチャンネルとそっくりな量産型の動画になってしまいます。
視聴者から見れば「またこのパターンの動画か」と飽きられてしまいチャンネルとしての独自性や魅力がないと判断されます。
動画にあなたの解説や物語がない
AIに「〇〇の歴史」というテーマを渡し、生成された事実の羅列をそのまま動画にしている。
商品やサービスのスペック情報を並べているだけであなた自身のレビューや体験談がない。
これはYouTubeが言う「意味のある解説が加えられていない」状態です。
ただの情報の切り貼りはAIでなくても作れます。
視聴者が求めているのはその情報に対するあなたの考察やあなた自身の言葉で語られるストーリーなのです。
著作権や肖像権をAIだからと無視している
有名人や芸能人の画像を無断で使いAIアバターとして喋らせている。
人気アニメのキャラクターの画像をAIに学習させ、オリジナルのセリフを言わせている。
これはAI利用以前の根本的な著作権・肖像権の侵害です。
「AIが生成したから自分の作品だ」という考えは通用しません。
元となるデータが他者の権利を侵害している場合、当然ながら収益化の対象外となります。
AI使用の開示を正しく設定していない
実在の人物のように見えるAIを登場させているにもかかわらず、
YouTube Studioで「改変されたコンテンツ」であることを開示する設定を怠っている。
2024年からYouTubeはAI生成コンテンツに対する透明性を重視するようになりました。
特にリアルな人物や出来事を描くAIコンテンツについては視聴者が誤解しないよう作成者がAIの使用を開示することが義務付けられています。
この設定を怠るとポリシー違反と見なされる可能性があります。
【解決策】収益化できる高品質なAI動画を作るための3つの鉄則
原因が特定できたらあとは一つずつ対策を打つだけです。
「AI動画の収益化はなんだかすごく難しそうだ…」と感じたかもしれませんが決してそんなことはありません。
これからご紹介するのは小手先のテクニックではなく、YouTubeが本質的に評価する「良いコンテンツ」を作るための普遍的な3つの鉄則です。
便利なAIツールをこれから紹介する方法で賢く使えば最小限の労力で誰でも収益化の基準をクリアできる「視聴者に愛される高品質なAI動画」を作ることが可能になります。
必ずあなた自身の要素を映像に加え、量産型から脱却すべし
YouTubeには毎日星の数ほどの動画がアップロードされます。
その中で視聴者に覚えてもらいチャンネル登録してもらうためには「誰が作っても同じ動画」から抜け出すことが絶対条件です。
オリジナリティの鍵は映像にあなたという唯一無二の要素を加えることにあります。
その最も効果的な解決策の一つがあなただけのAIアバターでチャンネルの顔となる存在を作ることです。
視聴者は無機質な情報よりも「誰が」語っているかを無意識に重視します。
ツールのデフォルトアバターは匿名の存在ですがあなた自身の顔から生成したアバターはチャンネルの顔となり、視聴者に親近感と信頼感を与えます。
毎回同じアバターが登場すれば「あ、またこの人の動画だ」と認知され、ファンが付きやすくなるのです。
この戦略に最適なのがAKOOLやVidnozです。
使い方は驚くほど簡単。
あなたの顔写真を1枚アップロードし、喋らせたいテキストを入力するだけ。
AIが自動であなたの表情や口の動きを生成し、まるであなた自身が語りかけているかのようなリアルな動画が完成します。
顔出しに抵抗がある方でもこれなら安心して「あなただけのキャラクター」を確立できます。
もう一つの強力な解決策はAI生成映像と「自分で撮影した映像」を戦略的に組み合わせることです。
AIが生成する映像は高品質ですがそれだけではどこか現実味のない無機質な印象になりがちです。
そこにたとえ数秒でもあなた自身がスマートフォンで撮影したリアルな映像を挿入するだけで動画全体の信頼性と説得力が劇的に向上します。
この生の情報こそが視聴者にとっての価値なのです。
この組み合わせ編集が非常に得意なのがPictoryAIやinvideoです。
プロの編集ソフトのように複雑な操作は一切不要。
AIが自動生成した動画の編集画面に手持ちの動画素材をドラッグ&ドロップで挿入するだけでAI素材とリアル素材をシームレスに繋ぎ合わせることができます。
音声と台本で魂を吹き込み心を掴むべし
視聴者が動画を見続けるかどうかは最初の15秒の「音声」と「言葉」で決まると言われています。
どれだけ映像が美しくても台本がつまらなければすぐに離脱されてしまいます。
AIを台本制作のパートナーとしつつ、最終的にはあなたの「心」を吹き込みましょう。
まず、台本はAIに丸投げせず、必ず「あなたの言葉」で磨き上げることが重要です。
AIは事実を正確にまとめるのは得意ですが人の心を動かす「感情」や「共感」を生み出すのは苦手です。
視聴者が本当に求めているのは情報そのものよりもその情報に対するあなたの「生の声」です。
体験談、失敗談、独自の視点、面白いツッコミといった人間味あふれる言葉こそが視聴者を惹きつけ、チャンネルのファンにする強力な武器となります。
AIに台本の草案を作らせてリサーチ時間を短縮し、その草案にあなた自身の言葉で「私の場合こうでした」といったフレーズを積極的に盛り込み、血の通った内容に仕上げましょう。
次に高品質なAI音声を選ぶか思い切って自分の声で語りかけることです。
無料の機械的な読み上げソフトの音声は視聴者に「これは手を抜いたコンテンツだ」と瞬時に感じさせてしまいます。
声は動画の印象を決定づける非常に重要な要素です。
Vidnozなどが提供する最新のAI音声は驚くほど人間らしいイントネーションや感情表現が可能で動画全体の品質を格段に引き上げてくれます。
そしてもし可能であれば数千円のUSBマイクを使ってあなた自身の声を録音してナレーションにすることが最も効果的です。
あなたの声はどんな高品質なAI音声よりも強力なオリジナリティになります。
編集でひと手間加え視聴者を”おもてなし”すべし
AIが生成した動画をそのまま投稿するのは美味しい料理を飾り気のないお皿にドンと乗せて出すようなものです。
視聴者を飽きさせず、最後まで楽しんでもらうための「おもてなし」として簡単な編集を加えましょう。
その鍵となるのが重要な部分に「テロップ」や「効果音」を戦略的に入れることです。
スマートフォンで音声なしで視聴する人も多い現代においてテロップは視聴維持率を大きく左右する生命線です。
また動画の要所要所で使われる効果音は視聴者の注意を引きつけ、感情を揺さぶるスパイスの役割を果たします。
これらを追加するだけで動画は一気に「受け身で見るもの」から「能動的に楽しむエンターテイメント」へと進化します。
この「おもてなし編集」を最も簡単に行えるのがinvideoやPictoryAIです。
これらのツールの編集画面ではテレビ番組でよく見るような動きのある面白いテロップをワンクリックで追加できます。
また「キラリーン!」や「ドーン!」といった何百種類もの効果音ライブラリから好きなものを選ぶだけで動画のリズム感を劇的に向上させることが可能です。
まとめ:AIは思考停止の道具ではなく最強の時短ツールである
ここまでお読みいただき、ありがとうございます。
もうあなたは「AI動画は収益化できないのではないか」という漠然とした不安から解放されたはずです。
そう、収益化できない本当の原因は「AIのせい」ではありませんでした。
それはAIに全ての思考を丸投げし、あなた自身の「付加価値」を少しだけ加えることを怠ってしまっていた「あなたの使い方」に原因があったのです。
しかしそれは決して難しいことではありませんでした。
今回ご紹介した3つの鉄則は要約すればたった一つのシンプルなことです。
「AIが作った土台の上にほんの少しだけあなただけの魂を吹き込む」
あなたそっくりのAIアバターで個性を出すこと。
あなた自身の言葉で台本を磨き上げること。
テロップや効果音で視聴者を楽しませること。
これらはすべてAIという技術を「思考停止の道具」としてではなく、面倒な作業を肩代わりしてくれる「最強の時短ツール」として賢く使いこなすための極めて効果的な戦略です。
そしてそのひと手間を最小限の労力でかつ最高に楽しく実現するためにVidnoz,、Pictory、 invideo,、AKOOLのような素晴らしいツールが存在します。
AIの力を借りてあなたにしか作れない価値あるコンテンツを世界に届けましょう。
「収益化できるAI動画の作り方はもう完璧に分かりました。
では結局どのツールが自分の作りたい動画ジャンルに一番合っているんだろう?
今回紹介された4つ以外のツールとも徹底的に比較して後悔しない最高の選択をしたい!」
その最後の疑問に答えるための”答えのページ”を私たちはすでに用意しています。
当サイトが全17ツールを徹底比較した日本で最も詳しいレビューをぜひご覧ください。
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