【テンプレート付】オンラインスクールの中途解約・返金トラブルを防ぐ方法|特定商取引法と自動化ツールを解説
- 2026.02.17
- オンラインコース
オンラインスクールの運営で最も頭が痛いのが中途解約です。
受講生から返金してほしいと言われたらどう対応しますか。
感情的なトラブルや法的なリスクは絶対に避けたいものです。
この記事ではスクール運営者が安心して事業を続ける方法を解説します。
守りの知識と面倒な手続きを自動化するツールが鍵です。
あなたのビジネスを守り成長させるための全知識をお伝えします。
北岡ひろき(@kitaokahiro)
なぜオンラインスクールで解約トラブルが起きるのか?
順調だと思っていたスクール運営である日突然解約の連絡が来ます。
多くの運営者が経験することであなただけではありません。
まずは解約が起きてしまう理由を冷静に分析しましょう。
理由がわかれば事前に対策を打つことも可能になります。
受講生の期待値とのズレが最大の原因
最も多い解約理由は思っていた内容と違ったというものです。
これは募集時の説明と実際のコンテンツに乖離がある場合に起こります。
受講生はLPや説明会で大きな期待を抱いて入学します。
しかし講座が始まると期待していたレベルではなかったと感じます。
簡単すぎるあるいは難しすぎると不満につながります。
このズレをなくすためには誇大広告を避けることが重要です。
できることとできないことを正直に伝える誠実さが求められます。
無料体験やサンプル動画で内容を事前に確認してもらうのも有効です。
受講生の環境の変化も無視できない
受講生側の事情で学習を続けられなくなることもあります。
仕事が忙しくなった家族の介護が必要になったなど様々です。
これらは運営者の努力だけではコントロールできません。
金銭的な問題で支払いが困難になるケースも少なくありません。
このようなやむを得ない事情があることを理解しましょう。
受講生を責めるのではなくまずは事情に耳を傾ける姿勢が大切です。
休学制度を設けるなど柔軟な対応ができると信頼に繋がります。
すべての受講生が最後まで完走できるわけではないのです。
運営者側のサポート不足やコンテンツの質
運営者側に原因がある場合ももちろん存在します。
質問への回答が遅いサポートが不親切だと不満は募ります。
コミュニティが機能しておらず孤独を感じる受講生もいます。
またコンテンツの質が低いのは根本的な問題です。
誤字脱字が多い音声が聞き取りにくいなどは信頼を損ないます。
動画の内容が古いままで更新されていないのも問題です。
受講生は常により良い情報を求めていることを忘れてはいけません。
継続的なコンテンツ改善と丁寧なサポートが解約を防ぎます。
特定商取引法の基礎知識
解約トラブルを語る上で法律の知識は避けて通れません。
特に特定商取引法はスクール運営者なら必ず知るべき法律です。
知らなかったでは済まされない重要なポイントを解説します。
難しい法律用語を誰にでもわかるように噛み砕いてお伝えします。
あなたのスクールは特定継続的役務提供に該当する?
特定継続的役務提供という言葉を聞いたことはありますか。
これは長期間にわたりサービスを提供する契約のことです。
法律で定められた特定のサービスがこれに該当します。
例えばエステティックサロンや学習塾、結婚相手紹介サービスです。
オンラインスクールもこの学習塾に準ずると考えられます。
契約期間が2ヶ月を超え契約金額が5万円を超える場合が対象です。
もしあなたのスクールがこの条件に当てはまるなら要注意です。
法律で定められた厳格なルールを守る義務が生じます。
| 条件項目 | 詳細 |
| 対象サービス | 学習塾、家庭教師、パソコン教室など(オンラインも含む) |
| 期間 | 2ヶ月を超えるもの |
| 金額 | 5万円を超えるもの |
上記の表のすべてに該当する場合、法律の規制対象となります。
クーリングオフと中途解約の違いを理解する
クーリングオフは契約書面を受け取ってから8日以内なら無条件で契約を解除できる制度です。
この期間内であれば理由は一切問われず全額返金されます。
特定継続的役務提供に該当する場合はこの制度の対象です。
一方で中途解約はクーリングオフ期間が過ぎた後の解約です。
この場合、事業者は一定の解約料を請求することができます。
しかし法律でその上限額が厳しく定められています。
法外な違約金を請求することはできないので注意が必要です。
これらのルールを無視すると行政処分の対象になる可能性があります。
法律の専門家ではないですが最低限のリスク知識として
この記事は法律の専門家が監修したものではありません。
あくまでスクール運営者が知っておくべき知識として解説しています。
特定商取引法の解釈は非常に複雑でケースバイケースです。
もし実際に法的なトラブルに発展しそうな場合は注意が必要です。
その際は必ず弁護士などの専門家に相談してください。
消費者庁のウェブサイトにも詳しい情報が掲載されています。
自己判断で対応する前に公的な情報を確認することが重要です。
この記事は法的な助言ではなく情報提供を目的としています。
返金トラブルを9割防ぐ利用規約の作り方【例文あり】
法的なトラブルを未然に防ぐ最強の武器が利用規約です。
申込時に受講生に同意してもらうことで双方のルールを明確にします。
ここではトラブル防止のために規約に盛り込むべき項目を解説します。
コピペして使えるテンプレートも用意したのでぜひ活用してください。
記載すべき必須項目とは
利用規約にはサービスの根幹に関わる情報を記載します。
まず提供するサービス内容を具体的に記述してください。
動画コンテンツの提供やコンサルティングの回数などです。
次に料金と支払い方法、支払い時期を明確にします。
そして最も重要なのが解約と返金の条件です。
どのような場合に解約でき返金は発生するのかを定めます。
この部分があいまいだとトラブルの火種になるので要注意です。
禁止事項や著作権についても明記しておくと良いでしょう。
【コピペOK】返金ポリシーの例文テンプレート
返金ポリシーはあなたのビジネス方針に合わせて設定します。
ここではいくつかのパターンを例文として紹介します。
あなたのスクールに合う形に修正して利用してください。
例文1:原則返金不可の場合
本サービスで提供されるデジタルコンテンツの特性上、購入確定後のお客様都合によるキャンセル・返金につきましては理由のいかんを問わず一切お受けできません。
申込前にサービス内容を十分にご確認ください。
例文2:条件付きで返金に応じる場合
契約書面の受領日から起算して8日以内に書面による解約の申し出があった場合、受領した全額を返金いたします。
それ以降の解約については提供済みサービス料と解約手数料(2万円または契約残額の20%のいずれか低い額)を差し引いた金額を返金いたします。
この規約を申込ページのチェックボックスで同意を得る形にします。
そうすることで法的な効力を持つことができます。
それでも解約を申し出られた時のスムーズな対応フロー
どんなに規約を整備しても解約の申し出がゼロになることはありません。
実際に連絡が来た時にどう対応するかが運営者の腕の見せ所です。
冷静かつ誠実な対応があなたのスクールの評判を守ります。
まずは相手の話を冷静に聞く
解約と聞くと感情的になってしまう気持ちはわかります。
しかしここで感情的に反論しても何も良いことはありません。
まずは相手がなぜ解約したいのかを丁寧にヒアリングします。
不満や不満点を真摯に受け止める姿勢が重要です。
もしかしたら簡単な誤解が原因かもしれません。
話を聞くことで解決策を提示できる可能性もあります。
相手の言い分をすべて聞いた上で次のステップに進みましょう。
利用規約に沿って淡々と対応する
ヒアリングが終わったら作成した利用規約の出番です。
感情論ではなくルールに基づいて客観的に判断します。
「利用規約の第◯条に基づき、今回は返金対象となります」
あるいは「誠に申し訳ありませんが規約により返金は致しかねます」
このように規約を根拠にすることで相手も納得しやすくなります。
個人的な判断でルールを曲げると他の受講生に示しがつきません。
毅然とした態度でしかし丁寧な言葉遣いで対応しましょう。
手動での返金作業は記録を残す
もし返金することになった場合、手続きは慎重に行います。
特に銀行振込での返金は金額の間違いなどのミスが起きやすいです。
振込後は必ず相手にメールで通知し確認を依頼します。
いつ誰にいくら返金したのかという記録を必ず残してください。
メールのやり取り自体がエビデンスになります。
後のトラブルを防ぐためにも記録の保管は徹底しましょう。
手動での作業は手間がかかる上にリスクも伴います。
手動対応はもう古い 解約・返金処理はツールで自動化しよう
ここまで解約対応の注意点を解説してきました。
しかし正直なところこれらの作業は非常に面倒です。
精神的にも時間的にも大きな負担がかかります。
だからこそ結論としてツールの導入を強く推奨します。
手動対応の限界とリスク
毎月の月謝を手動で管理するのは大変です。
解約者が出た時に課金を停止し忘れるミスも起こりがちです。
返金の計算や振込作業も一人で行うには限界があります。
何より受講生と直接お金のやり取りをするのは精神的に疲弊します。
ビジネスが大きくなるほど手動管理は破綻してしまいます。
あなたはもっとコンテンツの質を高めることに時間を使うべきです。
面倒な事務作業はシステムに任せるのが賢い選択です。
teachableならボタン一つで安全に処理できる
teachableのようなオンライン講座プラットフォームを使えば悩みは解決します。
受講生は自分のマイページからいつでもサブスクリプションを解約できます。
運営者に気まずい連絡をする必要がありません。
返金処理も運営者が管理画面でボタンを押すだけです。
クレジットカード会社経由で安全かつ迅速に返金が完了します。
すべての手続きがシステム上で記録されるためトラブルになりません。
teachableの詳しい使い方については以下の記事で解説しています。
THINKIFICなど他の選択肢も
teachable以外にも優れたプラットフォームは存在します。
THINKIFICも同様に強力なスクール運営機能を持っています。
カスタマイズ性が高く独自のブランドを表現したい人におすすめです。
これらのツールは決済や返金だけでなく動画配信や会員管理も行います。
まさにオンラインスクール運営のすべてが詰まったツールです。
どのツールが自分に合うか比較検討してみてください。
おすすめのプラットフォームは以下の記事にまとめています。
面倒な手続きはツールに任せて事業成長に集中しよう
オンラインスクールの中途解約と返金トラブルの防ぎ方を解説しました。
まずは特定商取引法を理解し利用規約をしっかり作ることが基本です。
そして実際に解約の申し出があった際は冷静かつ誠実に対応します。
しかしこれらの面倒な手続きを手動で続けるのは非効率です。
teachableなどの専用プラットフォームを導入しましょう。
解約や返金に関するすべての作業を自動化できます。
あなたは安心してコンテンツの質を高めることに集中できます。
それが結果的に受講生の満足度を上げ解約率を下げる最善策です。
守りの部分をシステムで固めて攻めの事業成長を実現してください。
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