Zoomウェビナー事前登録のやり方｜登録率を上げるフォーム作成術とAI活用法
- 2025.12.30
- オンラインコース
あなたはZoomウェビナーを成功させたいと強く願っているはずです。
単なる操作方法を知りたいだけではないでしょう。
ウェビナーを満員御礼にし、ビジネスを加速させたいはずです。
そんなあなたのための戦略ガイドがこの記事です。
多くのサイトはボタンの押し方を教えてくれます。
しかしそれだけではウェビナーは成功しません。
なぜなら事前登録は単なる受付作業ではないからです。
それは未来のお客様との最初のコミュニケーションなのです。
この最初の接点でいかに相手の心を掴むかが重要です。
この記事では基本的な操作手順を徹底的に図解します。
それに加えて競合が決して教えてくれない秘策を公開します。
それはAIを活用して登録率を劇的に向上させる方法です。
あなたの登録フォームを最強の営業マンに変える技術です。
この記事を読み終える頃、あなたは確信しているでしょう。
最高のウェビナーを開催できると。
単なるZoomの操作担当者ではありません。
AIという参謀を従え、ビジネスを動かす戦略家になっているはずです。
さあ、最高のスタートを切るための準備を始めましょう。
北岡ひろき(@kitaokahiro)
タップできるもくじ
そもそも事前登録は必要?登録なしとの戦略的な使い分け
ウェビナー開催を考えた時、最初の岐路に立ちます。
それは事前登録を必須にするか、不要にするかです。
この選択はあなたのウェビナーの成果を大きく左右します。
それぞれのメリットとデメリットを理解し、戦略的に判断しましょう。
事前登録なしのメリットと致命的なデメリット
事前登録なしは参加者にとって非常に手軽です。
名前やメールアドレスを入力する必要がありません。
開催者はURLを告知するだけで誰でも気軽に参加できます。
この手軽さは参加へのハードルを極限まで下げます。
より多くの人に視聴してもらえる可能性が高まるでしょう。
しかしこの手軽さには大きな代償が伴います。
ビジネス目的のウェビナーにとって致命的なデメリットが存在します。
それは誰が参加したのか全く分からないという点です。
参加者の情報が手に入らないため開催後のフォローができません。
せっかく興味を持ってくれた見込み客をみすみす逃すことになります。
また参加者の意欲も低い傾向にあります。
登録という一手間がないためドタキャンの割合が高まります。
セキュリティ面でもリスクがあります。
URLが外部に流出すれば荒らしなどの迷惑行為を招く恐れもあるのです。
ビジネスを成功させるなら事前登録あり一択の理由
ビジネス目的であれば結論は明確です。
事前登録あり一択です。
なぜならウェビナーの目的は視聴してもらうことだけではないからです。
見込み客の情報を獲得し、関係を構築し、最終的に顧客になってもらうことが真のゴールです。
事前登録フォームはそのための重要な入り口です。
参加者の名前、会社名、メールアドレスなどを合法的に取得できます。
これらの情報はウェビナー後のフォローアップに不可欠な資産です。
例えばお礼メールや関連資料の送付ができます。
個別相談会や次のセミナーへの案内も可能になります。
さらに事前アンケートを実施することもできます。
参加者が何に悩み、何を期待しているのかを事前に把握できます。
これによりウェビナーの内容を参加者のニーズに合わせて最適化できます。
満足度の高い参加者一人ひとりに響くウェビナーが実現するのです。
| 事前登録あり | 事前登録なし | |
| リード獲得 | 可能（最大のメリット） | 不可能 |
| 参加率 | 高くなる傾向 | 低くなる傾向（ドタキャン多発） |
| 参加者の意欲 | 高い | 低い |
| 事前アンケート | 可能 | 不可能 |
| セキュリティ | 高い（承認制も可能） | 低い（URL流出リスク） |
| 開催後のフォロー | 可能 | 不可能 |
この表を見ればその差は歴然です。
ビジネスの成果を最大化したいなら迷わず事前登録ありを選択しましょう。
次の章からその具体的な設定方法を徹底的に解説していきます。
Zoomウェビナー事前登録、失敗しないための全手順
ここからは実際のZoom画面に沿って設定手順を解説します。
一つ一つのステップを丁寧に進めれば誰でも簡単に設定できます。
単なる作業にせず、各設定が持つ意味を考えながら進めましょう。
ウェビナーの基本情報をスケジュールする
まずはZoomにサインインし、ウェビナーを新規作成します。
左側のナビゲーションパネルからウェビナーを選択します。
そして「ウェビナーをスケジュール」ボタンをクリックしてください。
ここからウェビナーの骨格を作っていきます。
トピックには参加者が一目で内容を理解できるタイトルを入力します。
例えばAIを活用した最新マーケティング戦略セミナーなどです。
説明欄にはウェビナーで何が学べるのかを具体的に書きましょう。
開催日時はもちろん所要時間も正確に設定します。
ここで重要なのが登録セクションです。
「必須」にチェックが入っていることを必ず確認してください。
このチェックが事前登録機能を有効にするスイッチです。
もしチェックがなければそれは事前登録なしの設定になってしまいます。
参加者を管理する承認方法の選択
事前登録を設定すると承認という項目が現れます。
これは登録者をどう扱うかを決める重要な設定です。
選択肢は自動承認と手動承認の二つです。
自動承認は登録が完了した人すべてに視聴URLを自動で送ります。
手間がかからず、多くの参加者を見込む場合に適しています。
ほとんどの公開ウェビナーではこちらが選択されるでしょう。
一方の手動承認はあなたが承認した人だけに視聴URLを送ります。
特定の顧客向けや有料のクローズドなウェビナーで使います。
登録者リストを確認し、一人ひとり承認作業を行う必要があります。
セキュリティを最大限に高めたい場合に選択してください。
登録者の情報を得る質問タブの徹底活用
ウェビナー設定画面の下部にはいくつかのタブがあります。
その中でも特に重要なのが招待状の中にある登録設定です。
ここの質問タブを制する者がウェビナーを制します。
デフォルトでは姓、名、メールアドレスが必須項目になっています。
しかしこれだけでは不十分です。
会社名や役職、電話番号などを追加で聞きたい場合もあるでしょう。
質問タブではこれらの標準項目を追加できます。
さらに強力なのがカスタムの質問機能です。
これはあなたが自由に質問項目を作成できる機能です。
例えば「現在、マーケティングで最も課題に感じていることは何ですか?」といった質問を追加できます。
これにより参加者の具体的なニーズを深く知ることができるのです。
参加率を上げるメール設定のカスタマイズ
メール設定も非常に重要です。
Zoomは登録者やパネリストに送るメールを自動で管理してくれます。
しかしデフォルトのまま使うのは非常にもったいないです。
特に登録者への確認メールは必ず編集しましょう。
件名や本文にウェビナーへの期待感を高める言葉を追記します。
例えば当日の見どころや参加者特典について触れると良いでしょう。
あなたの個性や熱意が伝わる文章にすることで参加意欲を高めます。
リマインダーメールも忘れずに設定してください。
開催の1日前と1時間前に自動でメールを送る設定がおすすめです。
これにより多忙な参加者の「うっかり忘れ」を防ぎ、当日の参加率を大きく改善できます。
ブランドイメージを高めるブランディング設定
ブランディングタブでは登録ページのデザインをカスタマイズできます。
あなたの会社のロゴをアップロードしたり、テーマカラーを変更したりできます。
これにより統一感のあるプロフェッショナルな印象を与えられます。
バナー画像にはウェビナーのタイトルや登壇者の顔写真を入れると効果的です。
参加者はどんなウェビナーなのかを視覚的に理解しやすくなります。
細部にまでこだわる姿勢が参加者からの信頼に繋がるのです。
登録フォームをAIで最強の営業マンに変える方法
基本的な設定方法はどのサイトでも解説しています。
あなたの登録フォームを単なる受付から最強の営業マンへと変貌させるAI活用術を伝授します。
ChatGPTに最高のアンケート項目を作らせる
カスタム質問が重要だと述べましたが多くの人は悩みます。
「一体、何を聞けばいいのだろう?」。
この悩みをAIが一瞬で解決してくれます。
ChatGPTなどの文章生成AIを使い参加者の本音を引き出す質問を作りましょう。
重要なのはAIへの指示。
つまりプロンプトです。
以下のプロンプトをコピーしてChatGPTに投げかけてみてください。
プロンプト例：
あなたはプロのマーケティングコンサルタントです。
以下のウェビナーの事前登録フォームに設置するカスタムの質問を5つ作成してください。
質問の目的は参加者の課題を深く理解し、ウェビナーの満足度を高めることです。
ウェビナー概要
タイトル: AIを活用した最新マーケティング戦略セミナー
ターゲット: 中小企業のマーケティング担当者、経営者
内容: AIツールの基本的な使い方から具体的な集客・売上アップの成功事例までを解説する
作成する質問の条件
自由記述式と選択式の両方を含めること。
専門用語を避け、誰にでも分かりやすい言葉を使うこと。
参加者が「自分のためのウェビナーだ」と感じられるような質問にすること。
このプロンプトを使うとAIは以下のような質の高い質問を提案してくれます。
（選択式）現在、あなたの会社で最も優先度の高いマーケティング課題は何ですか?（A.新規顧客獲得 B.既存顧客の育成 C.ブランド認知度向上 D.その他）
（自由記述）今回のウェビナーで特に解決したいと考えている具体的な悩みがあれば教えてください。
（選択式）AIマーケティングツールの利用経験はありますか?（A.日常的に利用 B.試したことがある C.全くない）
このようにAIを使えばプロが考えたような質問が一瞬で手に入ります。
参加者の課題を正確に把握し、ウェビナー本編で的確な答えを提供できるのです。
AIに魅力的なウェビナー説明文を書かせる
登録ページの説明文も登録率を左右する重要な要素です。
ここでもAIが活躍します。
単なる概要ではなく読んだ人が今すぐ申し込まなければ損だと感じるような心を動かす文章をAIに書かせましょう。
プロンプト例：
あなたは凄腕のセールスコピーライターです。
以下のウェビナーの登録ページに掲載する「説明文」を300字程度で作成してください。
読者の悩みに寄り添い参加することで得られる未来を具体的にイメージさせ、行動を促すような文章にしてください。
ウェビナー概要
タイトル: AIを活用した最新マーケティング戦略セミナー
ターゲット: 忙しい中小企業のマーケティング担当者、経営者
内容: AIツールの使い方と成功事例の解説
この指示によりAIは以下のような魅力的なコピーを生成します。
「毎日、時間に追われていませんか?人手も予算も足りない。
そんなあなたのためのセミナーです。
この1時間で面倒な作業をAIに任せ、本当に重要な戦略立案に集中する方法が分かります。
ライバルが手作業で消耗している間にあなたはAIを駆使して未来の顧客と出会う。
そんな新しい働き方を具体的な成功事例と共にお見せします。
席には限りがあります。
未来を変えるチケットを今すぐ手に入れてください。」
単なる機能説明ではなく感情に訴えかける文章が完成しました。
このような文章をAIで作成し、あなたのウェビナーの価値を最大限に伝えましょう。
AIはあなたの想いを言葉にする最高のパートナーです。
参加者の登録できない!をゼロにするトラブルシューティングFAQ
完璧な登録フォームを用意しても必ず発生するのが参加者からの問い合わせです。
特にITツールに不慣れな方からは様々な質問が寄せられます。
ここではよくある質問とその回答をまとめました。
これを参考にFAQページを用意しておけば当日の運営負担を大幅に軽減できます。
登録フォームが開けません、登録ボタンが押せません
これは最も多いトラブルの一つです。
原因の多くは参加者のインターネット環境やブラウザ設定にあります。
まずは推奨されるブラウザ（Google ChromeやFirefoxの最新版）でアクセスし直してもらうよう案内しましょう。
また会社のセキュリティポリシーで外部サイトへのアクセスが制限されている可能性もあります。
その場合は会社のIT管理者に問い合わせてもらうか、個人のスマートフォンなど別のネットワークから登録してもらうようお願いしてください。
登録者リストはどこで確認できますか?
これは開催者側の質問です。
誰が登録してくれたかを確認するのは非常に重要です。
確認方法は簡単です。
Zoomのウェビナー管理画面を開き、該当ウェビナーのページ下部にある「登録者」の項目を見てください。
ここに登録者数が表示されており、表示をクリックすると登録者の一覧とアンケートの回答内容を確認できます。
このリストはCSVファイルとしてダウンロードも可能です。
顧客管理システム（CRM）にインポートしたり、営業チームと共有したりする際に活用できます。
事前登録の締め切りは設定できますか?
はい可能です。
ウェビナーの管理画面、登録設定の編集画面内に登録を閉じるというオプションがあります。
ここで特定の日時を設定すればその時間以降は誰も登録できなくなります。
直前の登録者に対応するリソースがない場合や参加特典の準備に時間が必要な場合に有効です。
締め切りを設定する場合は登録ページに「〇月〇日 〇時締切」と明記しておくことを忘れないでください。
登録する名前は本名でなければいけませんか?
参加者から意外と多く寄せられる質問です。
特にBtoBのウェビナーでは本名での登録を原則とすることが多いでしょう。
その場合は登録フォームのどこかに「お名前は本名でのご登録をお願いいたします」と一言添えておくと親切です。
一方で匿名での参加を許可するコミュニティイベントなどではニックネームでの参加を歓迎する旨を記載します。
ウェビナーの性質に合わせて名前のポリシーを明確に示しておくことが参加者の不安を取り除く鍵となります。
登録者情報を変更・キャンセルしたい場合はどうすればいいですか?
登録者が自身の情報を変更したい場合、登録完了時に送られてくる確認メールから手続きができます。
メール内に情報の変更や登録のキャンセルを行うためのリンクが記載されています。
開催者側で登録者を削除したい場合は登録者リストのページから手動でキャンセル処理を行うことも可能です。
間違って登録した人や参加資格のない人をリストから外す際に使用します。
会社で複数名参加したい場合、代表者一人が登録すれば良いですか?
いいえ、原則として一人ひとりの登録が必要です。
Zoomウェビナーの参加URLは登録したメールアドレスごとにユニークに発行されます。
そのため同じURLを複数人で使い回すことはできません。
複数名での参加を希望される場合はお手数ですが参加される方それぞれにご登録いただくよう案内してください。
これにより正確な参加者数を把握でき、一人ひとりにフォローアップメールを送ることが可能になります。
事前登録は成功への第一歩であり、最高のコミュニケーションツールである
ここまでお読みいただき、ありがとうございます。
もうあなたは単なるZoomの操作担当者ではありません。
ウェビナーを成功に導くための戦略とAIという強力な武器を手に入れた戦略家です。
事前登録は面倒な事務作業ではありません。
それはあなたのウェビナーに興味を持ってくれた未来のお客様との最初のそして最も重要なコミュニケーションです。
ここでいかに相手を理解し、期待を高められるかがウェビナー全体の成功を左右します。
今日学んだことをぜひ実践に移してください。
画像付きの手順を見ながらまずは一つウェビナーをスケジュールしてみましょう。
そしてAIに最高の質問と説明文を作らせ、あなたの登録フォームを最強の営業マンに育て上げてください。
事前登録という最初のコミュニケーションを制すればあなたのウェビナーは成功したも同然です。
そして最高のスタートを切ったあなたには次のステップが待っています。
参加者の心を鷲掴みにする当日のプレゼンテーションです。
もし当日の台本作成や集客で困ったならいつでもこのサイトに戻ってきてください。
我々にはあなたの次の一歩をサポートするためのさらなる戦略ガイドが用意されています。
ウェビナー開催の全体像を掴むならこの記事
ウェビナー開催の全手順｜Zoomでの事前登録から録画配信まで失敗しない方法
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ウェビナー台本の作り方とテンプレート｜プロの構成術を完全解説
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