【2025年最新】パワポのスライドを動画にする方法｜音声録音・MP4保存・Mac対応まで完全解説
- 2025.11.30
- プレゼンテーション
研修やプレゼン用に動画ファイル(MP4)にしたい場面は多いです。
この記事では基本的な手順を分かりやすく解説します。
さらに音声の入れ方やMacでの保存方法といった応用も紹介します。
しかしパワポでの動画作成には見えない壁が存在します。
多くの人がつまずくその壁を乗り越えるための最新の解決策もご紹介します。
この記事を読めばあなたの資料作成は次のステージへ進むでしょう。
北岡ひろき(@kitaokahiro)
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なぜ今、パワポを動画化する必要があるのか?3つのメリット
そもそもなぜスライドを動画にする必要があるのでしょうか。
その行動には明確なメリットが存在します。
まず1つ目のメリットは情報が格段に伝わりやすくなる点です。
静的なスライドに動きと音声が加わることで視聴者の理解度は大きく向上します。
2つ目のメリットはいつでもどこでも視聴可能になることです。
動画ファイルにすれば相手は自分の都合の良い時間に見ることができます。
これはオンデマンドの教材として非常に価値が高いです。
3つ目のメリットとしてSNSなどでの二次利用が挙げられます。
作成した動画はYouTubeやX(旧Twitter)にアップロードできます。
新たな集客チャネルとしてビジネスを加速させることも可能です。
SNSでの発信を効率化するツールを使えばさらに効果を高めることができるでしょう。
パワポのスライドを動画にする基本の3ステップ
それでは具体的な操作手順を解説します。
パワポのスライドを動画にする基本はたった3ステップです。
この手順を覚えれば誰でも簡単に動画を作成できます。
エクスポートからビデオの作成を選択
完成したPowerPointファイルを開きます。
左上の「ファイル」タブをクリックしてください。
次に表示されるメニューから「エクスポート」を選択します。
そうすると「ビデオの作成」という項目が現れるのでそれをクリックします。
ここが動画作成のスタート地点となります。
動画の画質を選択する
「ビデオの作成」をクリックすると画質を選択する画面になります。
一般的には「フルHD (1080p)」を選んでおけば問題ありません。
高画質で綺麗な動画を作成できます。
もしファイルサイズを軽くしたい場合は「HD (720p)」などを選びましょう。
目的に合わせて最適な画質を選択することが重要です。
ビデオの作成ボタンを押しMP4形式で保存
最後に画質の下にある「ビデオの作成」ボタンをクリックします。
するとファイル名と保存場所を指定する画面が表示されます。
ファイルの種類が「MPEG-4 ビデオ (*.mp4)」になっていることを確認してください。
ファイル名を入力して「保存」を押せば動画の書き出しが始まります。
スライドの枚数によって少し時間がかかる場合もあります。
【応用編】動画の質をプロ並みに上げる5つのテクニック
基本的な動画作成は以上ですがここからが本番です。
動画の質をさらに高めるための応用テクニックを5つ紹介します。
これらのテクニックを駆使すればあなたの動画はより魅力的になります。
競合と差がつくポイントなのでぜひマスターしてください。
音声（ナレーション・BGM）を完璧に入れる方法
動画に音声は欠かせません。
パワポではナレーションとBGMの両方を入れられます。
ナレーションを入れるには「スライドショー」タブの「記録」機能を使います。
スライドごとに音声を録音できるので非常に便利です。
もし自分の声に自信がない場合や録音環境がない場合はAI音声を使うのも1つの手です。
またBGMを入れたい場合は「挿入」タブから音声ファイルを選びます。
再生設定を「バックグラウンドで再生」にすれば全スライドにBGMが流れます。
スライドの最適な表示時間を設定する方法
各スライドを何秒表示させるかは動画のテンポを決める重要な要素です。
手動で設定するには「画面切り替え」タブの「自動的に切り替え」に秒数を入力します。
もっと直感的に設定したいなら「リハーサル」機能がおすすめです。
「スライドショー」タブにあるこの機能を使えば実際のプレゼンと同じように話しながらページをめくれます。
その操作のタイミングが自動で記録され、最適な表示時間が設定されます。
画面切り替え（トランジション）で視聴者を飽きさせないコツ
スライドが切り替わる際の視覚効果をトランジションと呼びます。
これを効果的に使うと視聴者を飽きさせずに動画に引き込めます。
「画面切り替え」タブには様々な種類のエフェクトが用意されています。
ただし、トランジションの使いすぎは逆効果になることもあります。
内容に合わない派手な効果は避け、シンプルで統一感のあるものを選ぶのがコツです。
Mac版PowerPointで動画として保存する手順
Macユーザーの方もご安心ください。
Mac版のPowerPointでも動画を作成できます。
基本的な流れはWindows版とほとんど同じです。
メニューバーの「ファイル」から「エクスポート」を選びます。
ファイル形式の選択画面で「MP4」を指定してください。
画質などもそこで設定できます。
UIが少し違うだけで機能自体は変わらないので迷うことはないでしょう。
スマホだけでパワポを動画化する方法
実はスマホだけでもパワポの動画化は可能です。
PowerPointのモバイルアプリを使えばプレゼンテーションの閲覧や簡単な編集ができます。
動画として書き出す機能は限定的ですが画面録画機能を使えば動画にできます。
また他の動画編集アプリと連携させることでスマホ完結の動画制作も視野に入ります。
場所を選ばずに作業できるのは大きなメリットです。
パワポでの動画作成が抱える3つの見えない壁
ここまでパワポの便利な機能を紹介してきました。
しかしパワポでの動画作成には限界も存在します。
多くの人が無意識のうちに直面している3つの「見えない壁」です。
この壁を知ることがあなたの資料作成を次のレベルへ引き上げます。
どうしても素人っぽさが抜けない
1つ目の壁はデザインの限界です。
パワポのテンプレートは便利ですが少し変えるだけでは垢抜けないデザインになりがちです。
かといって自分でデザインを凝り始めると膨大な時間がかかってしまいます。
結局、どこかで見たような資料になり、オリジナリティを出すのは難しいのが現実です。
動きが単調で飽きられやすい
2つ目の壁は表現の限界です。
パワポに標準で搭載されているアニメーションだけでは視聴者を惹きつける動きを作るのは困難です。
テレビ番組やWeb広告のようなリッチな表現はできません。
結果として動きが単調になり、視聴者が途中で飽きてしまう動画になりがちです。
音声の録音と修正がとにかく面倒
3つ目の壁は時間の限界です。
特に音声の録音と修正作業は非常に手間がかかります。
スライドごとに録音するのは大変ですし、一箇所でも言い間違えればそのスライド全体の音声を録り直す必要があります。
ノイズが入ってしまうこともあり、音声周りの作業は想像以上に非効率なのです。
パワポの壁を越えるならAIという次世代の選択肢
ではどうすればこれらの壁を乗り越えられるのでしょうか。
先ほど挙げた「デザイン・表現・時間」という3つの壁。
これらを全て破壊してくれるのが「AIスライド生成ツール」です。
これはまさに次世代の資料作成ツールと言えるでしょう。
例えばキーワードや簡単な文章を入力するだけでAIがデザインから構成まで自動で生成してくれます。
もうデザインに悩む必要はありません。
さらにテキストを打ち込むだけでプロのナレーターのような自然なAI音声が完成します。
最新の音声生成AIは人間と聞き分けがつかないレベルにまで進化しています。
面倒な録音作業からも解放されるのです。
スライド作成だけでなく、動画そのものをAIに作らせるツールも登場しています。
まとめ
この記事ではパワポのスライドを動画にする方法を解説しました。
基本的な手順から応用テクニックまでご理解いただけたかと思います。
簡単な用途であればPowerPointの機能で十分対応可能です。
しかしパワポにはデザインや音声収録に限界があるのも事実です。
もしあなたがビジネスで成果を出したいと考えているなら。
あるいは資料作成の時間を劇的に短縮したいと願うなら。
AIスライド生成ツールの導入は非常に賢明な判断と言えるでしょう。
以下の記事ではパワポの面倒な作業からあなたを解放してくれる、最新のおすすめAIスライド生成ツールを徹底比較しています。
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