YouTube動画の投稿方法を完全図解!PC・スマホでのアップロード手順
- 2025.12.04
- YouTube
YouTubeチャンネルを開設したらいよいよ動画を投稿する段階です。
しかし初めての投稿作業には不安がつきものです。
間違った設定で公開してしまわないかと心配になる人もいます。
また「動画を投稿するのにお金はかかるの?」という疑問も聞きます。
結論から言うとYouTubeへの動画投稿は完全に無料です。
そして手順さえ覚えてしまえばメールを送るより簡単です。
本記事ではPCとスマホそれぞれの投稿方法を徹底解説します。
初心者が見落としがちな公開設定や注意点も網羅しました。
さらに面倒な動画作成をAIに任せる最新の裏技も紹介します。
この記事を読めば自信を持ってYouTuberデビューできるはずです。
北岡ひろき(@kitaokahiro)
タップできるもくじ
投稿する前に必ず確認したい3つの準備と注意点
動画をアップロードするボタンを押す前に確認すべきことがあります。
準備不足のまま進めるとエラーが出たり、再投稿になったりします。
スムーズに公開までたどり着くために以下の3点を確認しましょう。
YouTubeが対応しているファイル形式とサイズ
まず作成した動画ファイルの形式が正しいか確認が必要です。
YouTubeは多くの形式に対応していますが推奨はMP4です。
iPhoneで撮影したMOV形式なども問題なくアップロードできます。
しかし編集ソフトによっては特殊な形式で書き出されることがあります。
基本的にはMP4を選んでおけばトラブルは起きません。
また画質は1920×1080(フルHD)が現在の標準です。
これより画質が低いと大画面で見た時に映像が荒くなります。
最高画質の4Kも対応していますが処理に時間がかかります。
初心者のうちは扱いやすいフルHDサイズで十分でしょう。
長尺動画とショート動画の判定基準を知っておこう
YouTubeには通常の動画と「ショート動画」の2種類があります。
この区別は投稿する際の設定ではなく動画ファイルで決まります。
動画の長さが60秒以内でアスペクト比が縦長(9:16)の場合です。
または正方形(1:1)の場合も自動的にショート動画になります。
逆に横長の動画や60秒を超える動画は通常動画として扱われます。
自分が投稿したいのがどちらなのか、ファイルの時点で決まっています。
意図せずショート動画になってしまうこともあるので注意が必要です。
もしショート動画で収益化を狙うなら戦略的な量産が必要です。
ショート動画の収益化については以下の記事で詳しく解説しています。
YouTubeショート収益化の全貌!1再生0.01円の壁をAI量産で突破する方法
15分以上の動画を投稿するための電話番号認証
アカウントを作ったばかりの状態では機能に一部制限があります。
その一つが15分を超える動画をアップロードできないことです。
またオリジナルのサムネイル画像を設定することもできません。
これらの制限を解除するには電話番号による本人確認が必要です。
YouTube Studioの設定画面から機能の利用資格を確認します。
そこで電話番号を入力し、SMSで届いたコードを入力するだけです。
この作業は本格的に活動するなら必須の手続きと言えます。
まだ済ませていない人は投稿作業の前に必ずやっておきましょう。
これを忘れているとせっかく作った動画がアップできずに焦ります。
【PC編】YouTube Studioから動画を投稿する手順
それではパソコンを使って動画を投稿する手順を解説します。
PCからの投稿は詳細な設定が一気にできるためおすすめです。
細かいSEO対策や終了画面の設定などもここで行います。
YouTube Studioを開いてファイルを選択
まずYouTubeにログインし、右上のカメラアイコンをクリックします。
表示されたメニューの中から「動画をアップロード」を選びます。
するとYouTube Studioのアップロード画面が開きます。
画面中央にある「ファイルを選択」をクリックしてください。
パソコン内のフォルダから投稿したい動画ファイルを選びます。
あるいは画面内にファイルをドラッグ&ドロップしてもOKです。
これだけで動画のアップロード処理がバックグラウンドで始まります。
処理を待っている間に次の設定項目を入力していきましょう。
タイトルと説明欄を入力する
アップロードを待っている間に動画の情報を入力していきます。
まずはタイトルです。
ここは検索結果に直結する重要項目です。
動画の内容がひと目でわかり、かつ興味を惹く言葉を選びましょう。
次に説明です。
動画の詳しい内容を書きます。
関連するキーワードを自然に盛り込むことで発見されやすくなります。
また他のSNSへのリンクや関連動画のURLもここに貼ります。
ハッシュタグ(#)もこの説明欄に入力することで機能します。
特に最初の3行は重要で検索結果にも表示されることがあります。
視聴者がクリックしたくなるような魅力的な冒頭文を考えましょう。
クリック率を左右するサムネイルを設定する
続いて動画の顔となるサムネイル画像を設定します。
「サムネイルをアップロード」をクリックし、画像を選びます。
もしこのボタンが押せない場合は先述の電話番号認証が必要です。
サムネイルを設定しないと動画内の適当な場面が選ばれます。
しかし自動選択された画像では視聴者の興味を惹けません。
再生数を伸ばしたいなら必ずカスタムサムネイルを作りましょう。
文字を大きく入れ、インパクトのある画像にすることが鉄則です。
もしデザインに自信がないならAIツールを使うのが近道です。
クリックされるサムネイルの作り方については以下をご覧ください。
YouTubeサムネイルサイズの正解はこれ!クリスタ・アイビスの設定とAI活用術
再生リストと視聴者層の設定
画面を下にスクロールすると再生リストの項目があります。
動画をシリーズ化している場合はここでリストに追加します。
次に「視聴者」の項目で重要な選択を迫られます。
「この動画は子ども向けですか?」という質問があります。
ここはおもちゃのレビューなど以外は「いいえ」を選びましょう。
「はい」を選ぶとコメント欄がオフになり、通知も届きません。
収益化の際にも制限がかかるため一般向けなら「いいえ」が正解です。
ここを間違えると大人の視聴者に動画が届かなくなってしまいます。
終了画面とカードの設定
次へを押すと動画の要素を追加する画面になります。
「終了画面」は動画の最後に登録ボタンなどを表示する機能です。
「カード」は動画の途中で右上に他の動画を案内する機能です。
これらを設定することでチャンネル内の回遊率を高められます。
必須ではありませんが余裕があれば設定しておくことを勧めます。
特に終了画面は次の動画を見てもらうために非常に効果的です。
視聴者が離脱する直前に次のアクションを促せるからです。
著作権チェックと公開設定
最後にチェックという項目で著作権の問題がないか診断されます。
BGMなどが引っかかるとここで警告が表示されます。
問題なければ「公開設定」に進み、公開範囲を選択します。
「非公開」は自分だけが見られます。
「限定公開」はURLを知る人だけです。
一般に公開する場合は公開を選び、「公開」を押します。
これであなたの動画が世界中に配信されました。
【スマホ編】YouTubeアプリから動画を投稿する手順
次にスマホのYouTubeアプリを使って投稿する方法です。
PCを持っていない場合や撮影した動画をすぐ出したい時に便利です。
操作はPC版よりもシンプルで直感的に行えます。
アプリ下部の「+」ボタンをタップ
YouTubeの公式アプリを開き、画面下の中央にある「+」を押します。
メニューが出るので「動画をアップロード」を選択します。
スマホの写真フォルダが開くので投稿したい動画を選びます。
もしショート動画を作りたい場合は「ショート動画を作成」を選びます。
ただし60秒以内の縦動画ならどちらを選んでもショートになります。
動画を選ぶとプレビューが流れるので「次へ」をタップします。
スマホの中に動画があれば本当に数秒で作業が始まります。
動画の詳細情報を入力する
編集画面になりますが必要なければそのまま次へ進みます。
ここでタイトルや説明文を入力する画面になります。
スマホ版の場合、PC版ほど細かい設定項目は表示されません。
タイトルは必須ですが説明文は後から編集することも可能です。
サムネイルの変更は画面左上の画像アイコンをタップして行います。
ただしスマホからサムネイルを変えるには認証が必要です。
スマホだと長文を打つのが大変なのでメモ帳からコピペが便利です。
公開設定を選んでアップロード完了
「公開設定」をタップし、公開・限定公開・非公開から選びます。
準備ができたら画面下の「アップロード」ボタンをタップします。
「ライブラリ」のアイコンにアップロードの進捗が表示されます。
完了するとチャンネルに動画が反映されているはずです。
スマホからの投稿は手軽ですがSEO対策などはPCが有利です。
後から「YouTube Studio」アプリで詳細を編集するのも良いでしょう。
YouTube動画の公開範囲設定の違いを徹底解説
動画を投稿する際、初心者が最も迷うのが公開設定です。
限定公開と非公開の違いがよく分からないという声を聞きます。
目的に合わせて使い分けるためにそれぞれの特徴を整理します。
公開:世界中の誰もが視聴可能
これは説明不要でしょう。
YouTube上の全てのユーザーが見られます。
検索結果にも表示されますし、おすすめ動画にも載ります。
YouTuberとして活動するなら基本的にはこれを選びます。
スケジュールを設定を使えば指定した日時に自動公開もできます。
ゴールデンタイムに合わせて予約投稿する際などに便利です。
視聴者が多い時間帯を狙って戦略的に公開することができます。
限定公開:URLを知っている人だけが見られる
限定公開は動画のURLを知っている人だけが視聴できます。
YouTubeの検索結果には表示されず、チャンネルページにも載りません。
友人にだけ見せたい場合や社内共有用の動画などに使われます。
またブログ記事に埋め込む動画としてもよく利用されます。
ただしURLさえ分かれば誰でも見れてしまう点には注意が必要です。
URLがSNSなどで拡散されれば関係ない人に見られる可能性もあります。
完全に秘密にしたい場合は次の非公開を選んでください。
非公開:自分と指定したGoogleアカウントのみ
非公開は完全にプライベートな設定です。
自分自身と招待したGoogleアカウントを持つ人しか見られません。
URLを知っていても招待されていない人はアクセスできません。
個人的な記録用や公開前のテストとして使う場合に適しています。
間違って公開したくない動画はまず非公開でアップしましょう。
その後、設定を確認してから公開に切り替えるのが安全です。
動画投稿に関するよくあるトラブルと対処法
手順通りにやったつもりでもうまくいかないことがあります。
ここでは初心者が直面しやすいトラブルとその解決策を紹介します。
「アップロード処理が中断されました」と出る
これはインターネット回線の不安定さが原因であることが多いです。
Wi-Fiの電波が良い場所に移動するか、有線LANを使いましょう。
また動画ファイルのサイズが大きすぎる場合も時間がかかります。
ブラウザのタブを閉じたり、PCをスリープにしたりしないよう注意です。
アップロード中は完了表示が出るまで画面を開いたままにしましょう。
特にスマホの場合は他のアプリを開くと中断することがあります。
著作権の申し立てという警告が出た
アップロード後のチェックで著作権エラーが出ることがあります。
これは動画内で使っているBGMなどが原因の大半です。
申し立てだけであれば動画の公開自体は可能なことが多いです。
ただしその動画から収益を得ることはできなくなります。
広告収益が著作権者に支払われるようになるからです。
収益化を目指すなら著作権フリーの音源に差し替える必要があります。
YouTubeオーディオライブラリなら無料で安全な曲が手に入ります。
投稿した動画の画質が悪い
高画質でアップしたはずなのに画質が荒いと驚くことがあります。
これはYouTube側の処理がまだ完了していないためです。
YouTubeは低画質版から順番に処理を行って公開します。
高画質(HDや4K)の処理には数時間かかることも珍しくありません。
特に4K動画などの重いデータは気長に待つ必要があります。
故障ではありませんので時間が経ってから再度確認してみましょう。
投稿作業が面倒?それなら動画生成AIに丸投げしよう
ここまで動画の投稿手順について詳しく解説してきました。
読んでみて意外とやることが多いなと感じたかもしれません。
撮影して編集して書き出して設定してアップロードする。
これを毎回続けるのは想像以上に大変な作業です。
多くの人がこの作業量の多さに疲れてYouTubeを辞めてしまいます。
しかし今はテクノロジーの力でこの工程を劇的に短縮できます。
動画作成から投稿までをAIで効率化する
最新の動画生成AIツールを使えば面倒な作業から解放されます。
例えばテキストを入力するだけでAIが動画を作ってくれます。
台本作成、映像選び、ナレーション、字幕まで全自動です。
あなたは編集ソフトを開く必要すらありません。
ブラウザ上で完成した動画をそのままYouTubeにアップするだけです。
中にはSNSへの自動投稿機能を持ったツールも登場しています。
これなら会社員として働きながらでも毎日投稿が可能になります。
顔出しなし・撮影なしでYouTuberになれる
AIツールのもう一つのメリットは撮影が不要になることです。
カメラを用意したり、照明をセットしたりする手間がゼロになります。
自分の顔を出さずにAIアバターに喋らせることも可能です。
部屋が散らかっていてもパジャマ姿でも動画作りができます。
この手軽さこそが継続するための最大の秘訣と言えるでしょう。
動画を作りたいけど撮影や編集が難しそうと悩んでいるなら。
まずはAIツールを使って動画作りの楽しさを体験してください。
おすすめの動画生成AIツールについては以下の記事で比較しています。
投稿した後にやるべきアクセスアップ術
動画を投稿したら終わりではありません。
そこからがスタートです。
ただ待っているだけでは再生数はなかなか伸びません。
初動の再生数を稼ぐためにできることは全てやりましょう。
SNS(XやInstagram)で拡散する
動画を公開したらすぐに他のSNSで告知をしましょう。
X、Instagram、Facebook、LINEなどを活用します。
「動画をアップしました!」という一言と共にURLを貼ります。
動画の見どころを切り抜いた画像や短い動画を添えると効果的です。
特にXは拡散力が強いためYouTubeとの相性が抜群です。
SNSの運用を効率化するツールを使えば手間もかかりません。
YouTubeアナリティクスで数字を確認する
投稿から数日経ったらYouTube Studioで数字を確認します。
アナリティクスという項目で詳細なデータが見られます。
何回再生されたか、どのくらいの時間見られたか(維持率)などです。
特に注目すべきは「クリック率」と「視聴維持率」です。
クリック率が低ければサムネイルやタイトルに改善の余地があります。
維持率が低ければ動画の冒頭や構成を見直す必要があります。
これらの数字は次回の動画作りにおける貴重なヒントになります。
手順を覚えたら質より量で攻めよう
本記事ではYouTubeへの動画投稿方法をPCとスマホ別で解説しました。
最初は設定項目が多くて戸惑うかもしれませんがすぐに慣れます。
3回も投稿すれば息をするように作業できるようになるでしょう。
手順を覚えたら次はとにかく動画の本数を増やすことです。
YouTubeは投稿頻度が高いチャンネルを優遇する傾向があります。
完璧な1本を作るよりも60点の動画を10本出す方が伸びるのです。
もし動画を作る時間がなくて更新が止まってしまいそうなら。
迷わずAIツールを導入して量産体制を作ってください。
継続することさえできればあなたのチャンネルは必ず成長します。
まずは今日、記念すべき一本目の動画を投稿してみましょう。
その小さな一歩が未来の大きな収益につながる第一歩です。
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